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20年以上にわたってディスコ・ポップのヒット・ナンバーを世に送り出してきたソフィー・エリス・ベクスターが、2001年に発表した「Murder on the Dancefloor」のバイラル・ヒットにより、自身初の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”チャート入りを果たした。
ポリドール/リパブリック/UMeからリリースされたこの曲は、ルミネートによると、12月29日から1月4日までの集計週に全米での公式ストリーミング数が390万回(131%増)、2,000ダウンロード(92%増)を記録し、1月13日付けのHot 100で98位に初登場した。
「Murder on the Dancefloor」は、映画『ソルトバーン』に起用されたことがきっかけで、ここ数週間で人気が急上昇している。楽曲は主演のバリー・コーガンがヌードで踊る映画のラスト・シーンのサウンドトラックとなっており、多くのファンがTikTokでこの曲に合わせてダンスを披露している。曲の一部は20万以上のTikTok動画、別バージョンは10万以上の動画に起用されている。またインスタグラム・リールでは、7万以上の動画で使われている。エリス・ベクスター本人もこのトレンドに乗り、大晦日にレインボーカラーのスパンコール・カフタンに身を包み、角を付けてこの曲で踊る姿をTikTokを投稿していた。
Hot 100以外では、ダンス/エレクトロニック・ソング・チャート“Hot Dance/Electronic Songs”で7位から4位に上昇し、最高位を更新した。
エリス・ベクスターは、楽曲の人気再熱について「本当に魔法のような感じで、正直に言うと、まだ完全に処理しきれていません」と英BBCに先週語り、「20年以上歌い続けている曲で、今でも歌うのが大好きですね。ライブで歌ったときのみんなの反応がすごく気に入っているんです。でも、新たな人々がこの曲を発見し、人々と新しい思い出を作っているというのは、とても美しいことだと思います」と続けていた。
エリス・ベクスターがニュー・ラディカルズのグレッグ・アレキサンダーと共作・共同プロデュースした「Murder on the Dancefloor」は、2002年に全米でマイナー・ヒットとなり、ダンス・クラブ・ソング・チャート“Dance Club Songs”で26位、シングル・セールス・チャート“Hot Singles Sales”で39位を記録した。彼女の母国イギリスでは、UKシングル・チャートで最高2位をマークした。
エリス・ベクスターは、米国で他に2曲のチャート・ヒットを放っている。アーミン・ヴァン・ブーレンとの「Not Giving Up on Love」が2011年にダンス/ミックス・ショー・エアプレイ・チャート“Dance/Mix Show Airplay”で3位を獲得し、フィーチャリングとして参加したグエナLGとアミール・アマルガンとの「Back 2 Paradise」は2014年にDance Club Songsで25位を記録した。
英国では、UKシングル・チャートで6曲がトップ10入りし、UKアルバム・チャートでは5作をトップ10を送り込んでいる。
英ロンドンのハウンズロー出身のエリス・ベクスターは、これまでに7枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。最新作は、UKアルバム・チャートで最高8位を記録した昨年6月の『ハナ』となっている。
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