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ビヨンセのファンであるジョン・ヘザリントンが先週、米シアトルのルーメン・フィールドで彼女のコンサートを見るという生涯の夢を実現できなくなったことを嘆くビデオを投稿した。搭乗する予定だった航空会社が、彼の車椅子を受け入れられなかったからだ。米オレゴン州出身のヘザリントンは、空港に着いた後、名前は伏せた航空会社から彼の車椅子の高さが4インチ(約10センチ)高すぎて飛行機に載せられないと言われたとTikTok動画で語った。
脳性まひで電動車椅子を使用している彼は、「あらゆる可能性のあるフライト、あらゆる航空会社をチェックしてくれたけれど、何もなかった。だから25年間待ち続けたビヨンセに今夜は会えない。身障者差別にまたやられた」と動画で嘆いた。この動画は拡散され、36万以上の“いいね!”と1,500以上のコメントが寄せられた。
ヘザリントンのアカウントはすぐに“ビーハイヴ”(ビヨンセのファンの総称)からのコメントで溢れかえり、何人かは今後のコンサートのチケットを譲ると申し出た。他にも多くのコメントがビヨンセや彼女のマネージメント会社であるパークウッド・エンターテイメント、そしてコロンビア・レコードをタグ付けしていた。別の動画で彼は、「(ビヨンセの公演を)待ち侘びていた」と述べ、ライブに参戦できなかったことに意気消沈し、苛立ち、悲しんでいると語った。2週間前に彼は、ジャネール・モネイの公演後にシアトルで利用できるタクシーが見つからず、何時間も足止めされたと語っていた。
34歳のヘザリントンへの支援と助けの申し出は、現地時間9月21日に夢の実現へとつながった。米ニューヨーク・タイムズによると、ビヨンセのチームのメンバーが彼に連絡を取り、テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで行われた彼女の【ルネッサンス・ツアー】公演に参加することができたのだ。
タイムズ紙は、ビヨンセのチームが新たなフライトを手配したことでヘザリントンは夢が叶っただけでなく、コンサート後にビヨンセの母親のティナ・ノウルズ=ローソンとビヨンセ本人に会えたと報じた。彼はSNSにコンサートの開演を待つセルフィーを共有し、「ビーハイヴ、みんなのおかげで実現したよ、インターネットで見たこともないくらいプッシュしてタグ付けしてくれたから。今夜、初めてコンサートをフロア席で観ることができる。ルネッサンスへようこそ」と添えた。
笑顔のノウルズ=ローソンとのツーショット写真も投稿した彼は、魔法のような一夜に感激し、ビヨンセが話してくれた特別な言葉は胸にしまっておくつもりだとフォロワーに伝えた。彼は、「今夜が僕にとって何を意味するかについては、これから話すことがたくさんある。自分だけのものにしておきたいこともある。あなたに会えて本当に光栄でした@mstinaknowles!あなたがしてきたこと、そして世界に与えてくれたものすべてに感謝します。僕たちはとても感謝しています」と綴った。
そして、「女王本人、@beyonceへ、あなたが言ってくれた言葉、そしてハグしてくれたことは僕の宝物です。僕が言った言葉はすべて本心です。いや、これを読んでいる人みんな、僕が何を言われたかは絶対に教えないから、聞くだけ無駄だよ。あの瞬間は僕たち二人だけのものなんだ」と続けた。
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