エルトン・ジョン、転倒後に入院するも現在は帰宅し“健康状態は良好”

　エルトン・ジョンが転倒し、フランスの病院で一晩過ごしたものの現在は自宅に戻っていることがわかった。現地時間2023年8月28日、彼の広報担当者はに米ビルボードに対し、76歳のエルトンが27日に南フランスの自宅で転倒した後に“予防措置として地元の病院に行った”と認めた。

　この担当者は、健康診断の結果エルトンは“すぐ（28日の朝）退院し、現在は自宅に戻り、健康状態は良好”だと付け加えた。数年前から足を引きずって歩いているエルトンは、昨年6月にドイツの空港で車椅子に座るのを助けられている写真と共に、彼が“弱々しく”なっているとタブロイド紙に報じられたが、自分は大丈夫だとファンに断言していた。当時彼は、2時間半の“盛り上がった”公演後に閉まったライプツィヒ空港に到着し、飛行機までの“非常に長い道のり”に直面したため、腰に負担をかけないよう車椅子に乗ることを勧められたと説明していた。

　彼は以前、転倒によって股関節を負傷し、医師から手術が必要だと指摘されたことでワールド・ツアーを延期したことがあった。2018年に開幕した【フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー】は、2020年に新型コロナにより延期されたが昨年再開され、7月に閉幕した。330公演で9億3,910万ドル（約1,370億円）の興行収入を記録し、600万人のファンを動員したこのツアーは、7億7,640万ドル（約1,120億円）、観客動員数890万人で2位につけている友人のエド・シーランの2年間の【ディバイド・ツアー】を抑え、米ビルボード・ツアー・チャート“Billboard Boxscore”史上最高額を記録したツアーとなった。