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リアム・ペインが、自身のキャリアにおける大きな論争のひとつを振り返った。昨年6月にローガン・ポールのポッドキャスト『Impaulsive』に出演した際、サイモン・コーウェルがワン・ダイレクション(1D)を作る決断を下したのは自分の影響だと主張し、1Dのファンを騒然とさせた一件だ。
あれから約1年が経った現地時間2023年7月8日、リアムは8分間のYouTube動画を公開し、自身の発言への反発が100日間の依存症回復プログラムを受けることを促した出来事のひとつだったと明かした。「自分のキャリアや着地点に対するフラストレーションから、ほかのみんなを攻撃してしまった。明らかに、まず第一に、そのことを謝りたい。あれは(本来の)僕じゃないから」と彼は述べ、「僕がした最大の発言のひとつは、ワン・ダイレクションのことだった……そしてあの瞬間は、何よりも自己防衛のためだったと思う。ほかのメンバーは、僕が最も必要としていた時にすごく寄り添ってくれた。ゼインまでも。だからネットで彼にちょっとしたお礼を送ったんだ。(発言は)本当にうぬぼれているという印象を与えたよね」と続けている。
リアムは昨年『Impaulsive』に出演した際、自分と仲が悪かった1Dメンバー、グループの起源に関する自身の見解、そして元1Dメンバーのゼイン・マリクの行動を支持できない理由についてなど、物議を醸す多くの考えを語っていた。
現在の心境について彼は、「人生とか、自分から遠ざかりつつあった全てをより把握できている気がしているし、管理できている気がする。自分のために少し時間を取る必要があったんだ。自分でも見覚えのない人に自分がなってしまっていたから。君たちもそう思っていただろう。それまでがひどい状態だったから、人生と仕事に待ったをかけられて本当に嬉しかった」と述べている。
リアムは、治療を受ける決心をしたのは、6歳になる息子にとってより良い存在でありたいと思ったからだと付け加え、「教えることが何もないのに父親であろうとしても意味がない。そして、この時点までは彼を深く愛することから生まれたこと以外に、彼に言うべきことはあまりなかったと思う。それが一番大切なことだってことは言うまでもないけれど、今はただ、人生をより深く把握できているような気がしている」と語った。
今後については、29歳の彼は今年いっぱいはSNSコンテンツを作り続けながら、依存症回復に集中すると語った。また、年内にはヘッドライナー・ツアーに出る予定だ。
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