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ビルボードジャパンが注目の女性アーティストのトピックをお届けする【WIM Weekly Select】。今週はano、a子、春ねむりの3組を紹介する。
■ano「スマイルあげない」
昨年リリースした「ちゅ、多様性。」が2023年上半期の急上昇楽曲チャート“Heatseekers Songs”で首位を獲得したano。そんな彼女の最新曲は、マクドナルドとのコラボソングだ。ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)との共作でできあがった中毒性の高いサウンドは、anoのキュートな歌声と相性抜群。サビの〈僕はニコっとスマイルあげないぜ 僕は僕のままのキャラクターで〉というフレーズを中心に、ポップながらもカウンター精神を忘れない心意気が痛快だ。
■a子「あたしの全部を愛せない」
アンニュイなウィスパーボイスが唯一無二の魅力を放つシンガーソングライター=a子(エーコ)が、新曲「あたしの全部を愛せない」をデジタルリリース。恋愛に対して臆病になる気持ちと、同時に抱えるエゴイスティックな感情を、軽快なリズムに乗せて歌い囁く。ミュージック・ビデオはa子率いるクリエイティブチーム・londogが手がけており、謎めいたストーリーに思わず目が離せない。
■春ねむり「Wrecked」
春ねむりが6月28日にリリースした本楽曲は、同月9日に可決された外国人の収容および送還のルールを見直す「入管難民法改正案」への抗議の意を込めて制作された。冒頭の〈ボートは満員だと繰り返す〉という一節は、かつて第二次世界大戦中にスイス政府がナチスの支配から逃れてきたユダヤ人たちを追い返した際、当時の司法相が「ボートは満員だ」という比喩を使ったことに由来している。またタイトルの「Wrecked」は「疲れてくたびれた」「難破・遭難した」という意味で、同案への憤りや無力さを痛切に感じさせる。
RELEASE
”Wrecked“https://t.co/42EounjSSh
「入管難民法改正案」が可決された2023年6月9日、特定のひとたちの人権をないがしろにしその生命が失われることも厭わない仕組みが強化されたことへの怒りや、なにもできない一市民としての無力さをひしひしと感じながら、(続) pic.twitter.com/RoLYeQER1l
— 春ねむり HARU NEMURI (She/Her) (@haru_nemuri) June 27, 2023
<ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージックとは>
米ビルボードが2007年から主催する、音楽業界に多大に貢献し、その活動を通じて女性たちをエンパワーメントしたアーティストを表彰する【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】の日本版。Billboard JAPANでは、2022年より独自の観点から“音楽業界における女性”をフィーチャーした企画を発足し、ライブイベントやインタビュー連載、トークセッションを展開している。
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