エンターテインメント・ウェブマガジン
ビルボードジャパンが注目の女性アーティストのトピックをお届けする【WIM Weekly Select】。今週はのん、あっこゴリラ、Awich, NENE, LANA, MaRIの3組を紹介する。
■のん「Beautiful Stars」
のんとASIAN KUNG-FU GENERATIONによるコラボ曲「Beautiful Stars」のミュージック・ビデオが5月25日に解禁。同曲はのんが6月28日にリリースする2ndフルアルバム『PURSUE』に収録される。楽曲はのんの屈託のない歌唱にぴったりなパワーポップで、<最強なんだ、私キラキラでいいでしょう?>といった勝気なラインが痛快。自分が自分であることをまっすぐに肯定できる、ど直球のエンパワメント・ソングだ。
■あっこゴリラ「その1万で」
現代を生きていく上でぶつかる悩みや葛藤を、独自の目線で切り取り楽曲に昇華してきたあっこゴリラ。そんな彼女の最新曲のテーマは“家賃の値上げ”。賃貸に住む多くの人が恐れる問題を、ハードなサウンドに乗せてハイテンションに歌い上げる。3分未満と短い編成ながらも、家にまつわるあらゆる感情を思い起こさせるリリックはさながらドキュメンタリーのよう。なおあっこゴリラはその後契約を更新しないで引っ越したという。
■Awich, NENE, LANA, MaRI「Bad Bitch 美学」
5月27日、28日に開催された国内最大級のヒップホップフェス【POP YOURS】に出演したAwich、NENE、LANA、MaRIによるサイファーがYouTubeで公開&音源化。各々が思う”Bad Bitch 美学”をテーマに、“フィメール”の記号だけでは表しきれない鮮烈な個性が共鳴し合う。28日に行われた同フェスでは、ヘッドライナーを務めたAwichのステージにてAIを加えた5組で披露され、話題を集めた。
<ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージックとは>
米ビルボードが2007年から主催する、音楽業界に多大に貢献し、その活動を通じて女性たちをエンパワーメントしたアーティストを表彰する【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】の日本版。Billboard JAPANでは、2022年より独自の観点から“音楽業界における女性”をフィーチャーした企画を発足し、ライブイベントやインタビュー連載、トークセッションを展開している。
https://www.billboard-japan.com/wim/
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