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2023年5月29日付のBillboard JAPAN週間“Top Albums Sales”で、Snow Manの『i DO ME』が1,072,926枚を売り上げ首位を獲得した。(集計期間2023年5月15日~5月21日)
『i DO ME』はSnow Manの前作『Snow Labo. S2』から8か月ぶりに発売された3枚目のアルバムで、ミリオンを達成した8枚目の両A面シングルの表題曲「タペストリー」・「W」や、7枚目のシングル「オレンジkiss」をはじめとした17曲が収録されている。
ここでは、Snow Manの最新アルバム『i DO ME』と、過去2作のアルバムの販売動向を、SoundScanJapanのデータを使用し調査した。
まず、Snow Manがこれまでリリースしたアルバムの累計販売枚数の初週から現在までの推移を調査したのが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/125712/2)である。このグラフの横軸は、一番左が発売初週、右に行くほど週が経過しているグラフになっているため、セカンドの『Snow Labo. S2』は35週、本作は1週しか経過しておらず、それぞれ36週以降、2週以降の表記は2023年5月21日までの累計販売枚数としている。
この表からは、過去2作は初週販売数は80万枚台だったが、どちらも順調に販売枚数を伸ばし、ファーストの『Snow Mania S1』は31週目にセカンドの『Snow Labo. S2』は14週にミリオンを突破しているのがわかる。ファーストにくらべてセカンドは早いペースでミリオンを突破したが、本作『i DO ME』は、初週でミリオンを突破し、更に、過去2作のこれまでの累計販売枚数を超えるセールスを記録し、勢いが加速しているのがわかる。
更に、これらの作品の初週の実店舗で販売された地域別の販売比率をグラフ化したものが図2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/125712/3)である。また、一般的なアルバムの地域別の販売比率と比較するため2023年に販売されたアルバムの地域別の販売比率を全アルバムとしてグラフに追加している。
Snow Manの全体的な傾向としては、これまでの3作は全て関東地方、近畿地方の2大都市圏で、全アルバムより少なく、それ以外の全ての地方で全アルバムより多くなっており、日本の隅々まで人気が行き届いているのがわかる。また、前作と今作を比較すると、北海道地方、甲信越地方、北陸地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方で比率を伸ばしている。特に、北海道地方、北陸地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方については2作連続で前作よりも販売比率を伸ばしており、北海道や西日本の広い範囲で継続して人気を伸ばしているようだ。
デビュー以来全ての3作でミリオンセールスを記録し、今作は初週のみでミリオン達成と、ますます勢いに乗るSnow Manから目が離せない。
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