テイラー・スウィフト、フィービー・ブリジャーズと「Nothing New」をライブ初披露

　現地時間2023年5月5日、テイラー・スウィフトが、【The Eras Tour】の米ナッシュビル公演で、フィービー・ブリジャーズとともに、コラボ曲「Nothing New」のライブ・パフォーマンスを初披露した。

　ニッサン・スタジアムで開催された公演のオープニング・アクトを務めたフィービーは、テイラーと並んでステージに立つと、「これは普通のことだよね？私の人生における普通の日なんだ」と冗談交じりに話した。テイラーは、「テネシー州ナッシュビルのソールドアウトしたスタジアムで、あなたと一緒に初めてこの曲を歌うことができて私も同じ気持ち」と付け加えた。

　観客からの歓声を浴びながら、友人である2人は、テイラーによる2021年の再録アルバム『レッド（テイラーズ・ヴァージョン）』の“フロム・ザ・ヴォルト”の一環としてリリースされたこの曲を披露した。『レッド』制作時に書かれたものの最終的には収録されなかった楽曲の一つで、他にもクリス・ステイプルトンやエド・シーランが“フロム・ザ・ヴォルト”の楽曲にゲスト参加している。

　フィービーは以前、「Nothing New」でテイラーとコラボできたことを“夢のよう”と話しており、レコーディング中に胸が一杯になってしまったことを認めていた。彼女は、「リリースされる日に、みんなが曲をそのまま受け止めてくれるのが待ちきれない。なぜならレコーディング中に涙目になってしまったから。この上なく楽しみにしてる」とリリース当時に米ビルボードに語っていた。

　なお、ニッサン・スタジアム公演で行われた3公演の初日には、テイラーによる2010年の3rdアルバム『スピーク・ナウ』が次の再録アルバムになることが明らかになり、『スピーク・ナウ（テイラーズ・ヴァージョン）』として7月7日にリリースされる予定だ。