ザ・ウィークエンドが統計的に世界一の人気、セレーナ・ゴメスがフォロワー4億突破、エド・シーランの計画：今週の洋楽まとめニュース

　今週の洋楽まとめニュースはザ・ウィークエンドに関する話題から。ギネス世界記録が、ザ・ウィークエンドが統計的に世界で最も人気のあるアーティストとなったと発表した。

　ザ・ウィークエンドは2月末時点で、Spotify史上初めて、そして今のところ唯一、1億人の月間リスナー数を達成したアーティストだ。さらに、9桁を突破してからの数週間でもさらにフォロワーを増やしており、ギネスの報告によると1億1,140万人まで増えている。

ザ・ウィークエンド、統計的に世界で最も人気のあるアーティストにギネス認定

　現地時間2023年3月19日、セレーナ・ゴメスが、インスタグラムで女性として初めてフォロワー4億人を突破したことを受けて、感謝のメッセージを投稿した。

　現在インスタグラムで最もフォローされている女性であるセレーナは、同プラットフォームに、「4億人全員をハグできたらいいのに」と綴り、世界中のファンに感謝の気持ちを伝えた。投稿には、様々な場所でファンと一緒に嬉しそうにポーズをとるセレーナの写真が数枚添えられている。

　現地時間日曜日の朝の時点で、現在30歳のセレーナのインスタグラム・フォロワー数は4億100万人だった。約1か月前に、フォロワー数が3億8100万人に達した際、セレーナはカイリー・ジェンナーを抜いて、インスタグラムで最もフォローされている女性となっていた。

セレーナ・ゴメス、インスタ・フォロワー4億人を突破に感謝「全員をハグできたらいいのに」

　エド・シーランが、米ローリング・ストーンとの最新インタビューで、2023年5月5日にリリースする『-（サブトラクト）』以外にさらに5枚のアルバムを既に計画中で、死後に出すつもりのアルバムにも着手していると明かした。

　32歳のエドは、「残りの人生、時折曲を追加しながら、いわば“パーフェクト”なアルバムをゆっくり作りたいんです。そして、僕が死んだらそれがリリースされるように遺言で決めておきます」と語っている。

エド・シーラン、死後に出すアルバムの計画を始めていると語る

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、マイリー・サイラスの「フラワーズ」が首位に返り咲いた。2023年1月12日にリリースされた同曲は、1月28日付で1位に初登場してから3月4日付まで6週連続でトップをキープして、3月11日～18日の2週間2位に後退した後、今週再浮上して7週目の首位を獲得した。Hot 100での通算記録は、2013年に3週1位を記録した「レッキング・ボール」を含めて10週目の首位獲得となる。

　また、今週8位にはナイジェリア出身のシンガー＝レマとセレーナ・ゴメスによるコラボレーション・シングル「カーム・ダウン」が先週の19位からジャンプアップして、TOP10入りを果たしている。Hot 100でのTOP10入りは、レマが初、セレーナは9曲目となった。

【米ビルボード・ソング・チャート】マイリー・サイラス「フラワーズ」首位返り咲き、レマ＆セレーナ・ゴメスTOP10入り

　そして、アルバム・チャートでは、モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』が2週目の首位を獲得した。男性アーティストのアルバムが初登場から2週連続で首位を獲得したのは、昨年の6月4日～11日付の同2週をマークしたハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』以来約9か月ぶりで、カントリー・アルバムに限定すると、2021年1月23日～3月27日付まで10週連続をマークした自身の『デンジャラス：ザ・ダブル・アルバム』以来、約2年ぶりの快挙となる。

　今週2位にはTWICEの新作『READY TO BE』がデビューして、通算4作目のTOP10入りと自己最高位を更新した。また、週間ユニットとしても過去最高記録を更新している。

　そして、今週3位にはマイリー・サイラスの新作『エンドレス・サマー・バケーション』が初登場。Billboard 200でのTOP10入りは、スタジオ・アルバム、EP、ライブ・アルバム、ドラマ『ハンナ・モンタナ』の関連アルバムを含めて通算14作目のランクインとなる。

【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン2週連続首位、TWICE／マイリー・サイラスが続く

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