【メット・ガラ2023 】デュア・リパが共同ホストに任命、テーマは故カール・ラガーフェルド

　2023年1月18日、デュア・リパが、【メット・ガラ2023】の共同ホストを務めることが明らかになった。

　米ヴォーグが発表したところによると、毎年5月の第一月曜日に開催されるこのファッションの祭典の2023年の共同ホストは4人で、デュアのほかにペネロペ・クルス（女優）、ミカエラ・コール（脚本家/女優）、ロジャー・フェデラー（元プロテニス選手）という、“大衆文化のあらゆる領域”にまたがるラインナップが揃った。この4人がアナ・ウィンターを補佐し、ドイツ人ファッション・デザイナーの故カール・ラガーフェルドに捧げる今年のテーマ＜カール・ラガーフェルド：ア・ライン・オブ・ビューティー＞に基づいた一夜を演出する。

　デュアも自身のインスタグラムにこのニュースを投稿し、「#MetGala 2023の共同ホストの一人であることを発表できて興奮しています……5月の第一月曜日にお会いしましょう #CostumeInstitute Benefit（赤いバラの絵文字）」と綴った。彼女が投稿の中でさらに説明しているように、今年の【メット・ガラ】は、米メトロポリタン美術館の【カール・ラガーフェルド：ア・ライン・オブ・ビューティー展】の5月5日のオープニングを祝して開催される。【メット・ガラ】は、同美術館のコスチューム・インスティテュートの主な年間資金源にもなっている。

　【カール・ラガーフェルド：ア・ライン・オブ・ビューティー展】では、2019年に85歳で亡くなったラガーフェルドが手掛けた150以上のオリジナル・デザインが展示され、シャネルの元クリエイティブ・ディレクターだった彼の70年にわたる幅広いキャリアを掘り下げる。また、展示品と共に彼のオリジナル・スケッチも多数登場する予定だ。

　昨年の【メット・ガラ】は、＜イン・アメリカ：アンソロジー・オブ・ファッション＞をテーマに、ブレイク・ライブリー＆ライアン・レイノルズ夫妻、レジーナ・キング、リン＝マニュエル・ミランダが共同ホストを務めた。これまでデュアは同イベントに1度だけ出席しており、2019年にその年のテーマ＜キャンプ：ノーツ・オン・ファッション＞のためにヴェルサーチのドレスで【メット・ガラ】デビューを果たした。