スヌープ・ドッグ、自身がTwitterを運営すべきかと尋ねた投票に230万人が回答

　ラッパーで起業家のスヌープ・ドッグが、イーロン・マスクがTwitterの責任者を辞任すべきかユーザーに判断を委ねる投票をツイートしたことを受け、同じ方法でフォロワーに二択の回答を用意し、自身が同社を経営すべきかと尋ねた。

　現地時間2022年12月18日夜に公開された、「俺がTwitterを運営すべき？」と尋ねたこの投票には、24時間足らずで230万人以上のユーザーが回答し、81％、つまり約170万人のユーザーがラップ界の巨人が新CEOになるべきだと答えた。

　10月にマスクがTwitterのCEOに就任してから導入してきた数々の新しい変更について、ネット上では意見が割れている。彼自身の投票の結果は、その地位から退くべきだと投票したユーザーが57.5％とわずかに過半数を超えた。彼はツイートで、投票の「結果に従う」と主張しており、新しいリーダー、場合によってはスヌープもCEOに就任できる可能性が出てきた。だが全てが投票で決まるわけではもちろんない。1か月以上前、マスクはテスラ関連の裁判中に、Twitterはほかの誰かに運営してもらうつもりだと証言し、「率直に言ってどの会社のCEOも務めたくない」と発言していた。

　Twitterを引き継いでから、マスクは同プラットフォームの運営を持て余しているようだ。12月18日には、Facebook、Instagram、Linktreeなど、他のSNSへのリンクを貼ることを禁止する方針を打ち出したが、24時間も経たないうちにそのルールを覆した。スヌープのツイートが本気だったのか、それとも単なるジョークだったのかはともかく、多くのユーザーがその可能性に熱狂している。マリファナ愛好家として知られるラッパーの投票について、「ハイになったスヌープがTwitterを仕切る」といったジョークが飛び交い、あるユーザーは、マライア・キャリーの定番曲をもじって、「All I want for Christmas is for Snoop Dogg to run Twitter」（クリスマスに欲しいのはスヌープがTwitterを運営してくれることだけ）とツイートしている。