ミーガン・ザ・スタリオン、黒人女性として初めて米フォーブス『30 Under 30』特集号の表紙に

　ミーガン・ザ・スタリオンが、黒人女性として初めて米経済誌フォーブスの『30 Under 30』特集号の表紙を飾った。2022年11月28日公開された同誌のインタビューで、彼女は2ndアルバム『トラウマジン』のプレッシャーについて明かしている。

　「このアルバムは私にとってとても個人的なものでした」と彼女は語り、「初めて自分が感じていることや経験していることについて話したので、これらの楽曲の多くを書くのにちょっと緊張しましたし、いくつかは演奏するのも緊張します。“よし、とにかくこれらの曲を書いて、発表してみよう。うーん、Hotties（ミーガンのファンの総称）、これについて何か言うことはない？”と思っていました」と振り返っている。

　彼女はさらに、「自分の感情に少し神経質にさせられることがあります。例えば、弱音を吐くと少しナーバスになる時があるから……ほかの人がこのアルバムをどう感じるのかについてまだ自分の中で整理している気がします」と述べている。

　8月にリリースされたこのLPには、デュア・リパとのコラボ曲「スウィーテスト・パイ」、「プラン・B」、「プレッシャリシャス feat. フューチャー」、「ハー」、「アングレイトフル」などのシングルが収録されており、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で4位に初登場した。

　最近のミーガンは、音楽業界を制覇するだけでなく、もっと多くのことを見据えている。「自分の音楽だけでなく、もっと大きな存在になりたい。私がこれまでなりたかった姿の全てとしてミーガンを知ってもらいたいんです。アーティストとしてのミーガンです」と彼女は語り、「やりたいことは何でもできるって思える心境なんですよね、“できない”なんて誰にも言われたことがないので。つまり執筆したり、監督業や俳優業に足を踏み入れてみたり。私が表面的な人間ではないことが分かりましたよね、って感じです。私は自分が言うとおりの人なんですよ」と締めくくっている。