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【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】の日本版実施に伴い、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』のVol.3に、JUJUが登場した。
先日公開された映画『母性』の主題歌「花」を担当しているJUJUは、活動19年を迎えた今もなおパワフルな歌声で女性たちに勇気を与え続けている。そんな彼女が、幼い頃から憧れていた女性像は松任谷由美とREBECCAのNOKKOだったそうだが、当時は彼女たちのような強い女性にはなれなかったそうだ。
そして18歳で渡米した際に、「自分の生きたいように生きるべきだ」と現地で出会った人々に教わったと話し、「自分が生きる速度は自分で決めないと苦しくなってしまうと、思い知らされましたね。その経験を経て、改めて“憧れ”を実践できるようになったというか……実際に理想として描いていたような心持ちで過ごせるようになった気がします」と振り返っている。
そんな中、どうしても辛くなったときは、昔友達にもらった手紙に書かれた「どう過ごしても、1日は1日ですよ」という言葉を思い出すと話した。「だって、生きているうちで今日が一番若いわけじゃないですか。そして今日より明日の方が、1日大人になっただけ賢くなっているかもしれない。だから歳を重ねるのも怖くないし、何かを始めるのに遅すぎることもない」と前向きに捉えているそうだ。
そして、故ホイットニー・ヒューストンによる名曲「Greatest Love of All」を挙げ、“私は誰かの影に隠れた人生は生きない。成功しようが失敗しようが、少なくとも信じるままに生きたいの。何を奪われたとしても、私の尊厳は奪わせやしない”という歌詞に勇気をもらったと話し、「自分を奮い立たせたい時に、この一節を大きな声で歌うようにしています」と明かしている。インタビュー全文は、特集ページにて公開中だ。
2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2022年版は3月に開催された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして今秋ローンチした。
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