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「MUSIC FOR ALL,ALL FOR ONE 2013」、2日目はVAMPS・JUJUなど豪華な11組が会場を圧倒!

音楽を通じて新しい年への前向きなパワーを発信するライヴイベント「FamilyMart presents MUSIC FOR ALL,ALL FOR ONE 2013」、2日目の公演が大盛況のうちに終了した。

2日目となる本ライヴも、フレッシュなオープニングアクトのステージからスタート!抜群のスタイルに一瞬で目を奪われた安田レイは、今年7月にリリースしたデビュー曲「Best of my Love」と、この季節にピッタリの「Let It Snow」の2曲を披露。ライヴ経験が少ないとは思えない、堂々としたパフォーマンスを繰り広げた。

続いて登場したUSAGIは、大阪のインディーシーンで人気の上田和寛と、倖田來未や乃木坂46らのヒット曲を数多く手がけるソングライター、杉山勝彦の2人組。関西出身の上田は「楽しいー!母さん、産んでくれてありがとう!」と叫んで会場の空気を和ませ、パワフルな歌声で圧倒した。

そして、たくさんの声援に迎えられ登場したのは倖田來未。まずはモノトーンのライティングの中、ダンサーと共に最高にクールなパフォーマンスで圧倒した「IS THIS TRAP?」、極彩色に照らされて妖し気な魅力を振りまいた「TABOO」の2曲を披露。目にも耳にも刺激的なステージングはさすがのひと言だ。COMPLEXのカバー「BE MY BABY」はオーディエンスのレスポンスも巻き込みながらの盛り上がり。次のパートでは心を込めて「愛のうた」と「Brave」を届け、集まってくれた観客に向けて何度も何度も手を振っていた。最後はポジティブなエネルギーに満ちた「Dreaming Now!」、みんなで声を合わせた「LALALALALA」。日本を代表するアーティストでありながら、ライヴでは常にその距離を感じさせない彼女。その笑顔が今夜もみんなをハッピーにしてくれていた。

総勢17名のキュートなサンタに扮して、ずらりと並んだ乃木坂46。1曲目の「おいでシャンプー」は鈴の音が響くクリスマス仕様にアレンジされ、スペシャル感満載の幕開けとなった。「今年も出演させていただいて本当に嬉しいです」と感謝を伝え、最新曲「バレッタ」を情感たっぷりに歌い上げる。ちょっとノスタルジックなこの曲の世界観は、初めて聴いた人たちにとっても印象深いものになったのではないだろうか。最後に歌われたのは「私たちにとって、とても大切な曲です」と紹介された「君の名は希望」。クリスマスらしくピアノ1本で歌われ、ひと足早い聖夜のムードにふさわしい歌声を清らかに響かせていた。

パーティーアクトのコーナーでは、まず6thシングル「ASIAN STONE」が好調な仙台在住の5人組ガールズユニット、Dorothy Little Happyが登場。「聴けばカラダが踊りだす、見ればみんなが恋をする」のキャッチコピーどおり、少女のような可憐さと女性の強さを併せ持った彼女たちのステージは、一度見ると忘れられない不思議な魅力があった。

今年1月にデビューを果たした塩ノ谷早耶香は切ない恋を歌った2曲を披露。“うた修行”として全国47都道府県をまわってきた実績はたしかな歌唱力となり、短い時間ながらも堂々としたヴォーカルで存在感をアピールしていた。

アーティスト名がコールされただけで会場からあたたかい拍手と歓声が沸き起こったのはクリス・ハート。昨年テレビの歌唱コンテスト番組で見事優勝した彼は、日本人以上に日本の心を歌える奇跡のシンガーだ。今回は「夢がさめて」、「I LOVE YOU」というオリジナル曲に続き、スピッツの「楓」、槇原敬之の「僕が一番欲しかったもの」、木原裕策の「home」を心を込めて歌い上げた。言葉の意味だけでなく、そこにある思いまでもが彼の歌声から伝わって来る。最後はCMでもおなじみの「まもりたい」が歌われ、サビは会場のみんなと一緒に大合唱。カバーだけでなく、来年は今以上にオリジナル曲を歌うクリスの活躍が期待出来そうだ。

歌もダンスも、とにかく抜群にプロフェッショナルなステージで圧倒したのは三浦大知。「自分で言うヤツがいるのかなとも思ったけど(笑)、自分の背中を押す意味も込めてこのタイトルを付けました」という最新アルバム『The Entertainer』の完成度をダイレクトに伝えるパフォーマンスだ。中盤では言葉を抱きしめるように歌った「Your Love」、「Listen To My Heartbeat」といったミディアムテンポのナンバー、そして後半はオーディエンスの熱気をさらに高めながら「Go For IT」、「I’m On Fire」といったアッパーなダンスチューンで会場を巻き込みながら盛り上げていく。まるで彼の体そのものからビートが生まれているような、圧巻のステージだった。

躍動感たっぷりのナンバー「Dreamer」でスタートしたのはJUJUのステージ。この日はクリスマスの東京駅を舞台にした映画「すべては君に逢えたから」の劇中歌でもある「守ってあげたい」やDREAMS COME TRUEの冬の名曲「雪のクリスマス」も歌われた。切ない恋を歌った「Distance」では、その見事な表現力と圧倒的な歌唱力に10,000人が酔いしれ、彼女の歌を抱きしめるように聴き入る女性たちの姿が印象的。MCでは客席とのざっくばらんなやり取りを交えつつ、ライヴは惜しまれながらも最後の曲へ。「みなさまのすべての瞬間が、やさしさで溢れますように」と言って歌われた名曲「やさしさで溢れるように」では、この1年の感謝を伝えるかのような最高の笑顔で客席を見渡していた。

「TOKYO!STAND UP!」と煽る声もかき消されんばかりの歓声で迎えられたのはSOL(from BIGBANG)。4人のダンサーと共に登場し、個性的かつ華のあるパフォーマンスで終始オーディエンスの視線を釘付けにした。アップテンポな曲だけではなく、セクシーな一面を見せた「I NEED A GIRL」や情感豊かに歌い上げた「JUST LOOK AT ME」はヴォーカリストとしての魅力が全開。来年はソロ・アルバムをリリースする予定であることも伝えられ、新曲「RINGA LINGA」の最強なダンスビートで会場を盛り上げた。予定ではここまでだったようだが、急遽「一番好きなBIGBANGの曲をやります!」と「BAD BOY」、「FANTASTIC BABY」の2曲を披露。思わぬサプライズにファンの興奮は収まらないといった様子だった。

そして最後のアーティストはHYDE(L’Arc-en-Ciel)とK.A.Z(Oblivion Dust)によるVAMPS。今年は、日本ではベスト盤にして世界デビュー盤となる「SEX BLOOD ROCK N’ROLL」を発売するなど注目度の高い活動が続いてきたが、この日のライヴはそんな1年の勢いをダイレクトに感じさせるような熱気溢れるものだった。バンドのサウンドも会場の広さを越えるような迫力で、HYDEの歌もより生々しく迫ってくる。「ANGEL TRIP」ではタオルを回して盛り上がり、shampooのカバー「TROUBLE」では全員参加のコール&レスポンス。アンコールでは「メリークリスマス!今年は楽しかったね。来年も宜しくね、ありがとう!」と感謝を伝え、まずはじっくりと「MEMORIES」を。そしてラストはアッパーでクレイジーなファスト・チューン「SEX BLOOD ROCK N’ROLL」をぶっ放し、2日目のパーティーは最高潮の盛り上がりのまま幕を閉じた。

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