2022年9月8日、ハリー・スタイルズが米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた公演で、英国の故エリザベス2世に敬意を表した。ハリーはライブのMC中に、「僕の母国から、今日はとても悲しいニュースがありました。エリザベス2世の逝去です」と観客に告げた。
彼は、「どうぞ、僕と一緒に70年の奉仕に拍手をお願いします」と、2万人を超えるファンに語りかけた。ハリーが頭上高く手を叩くと観客も積極的に参加し、最後に彼は皆に感謝を述べた。英女王は、現地時間の9月8日にスコットランドのバルモラル城で96歳の生涯を閉じた。
ハリーが尊敬する別のミュージシャンも同日の夜に、カナダ・トロントでの最後のショーで同様のことを行った。エルトン・ジョンは、エリザベス女王が70年にわたる王室の仕事を“とても頑張った”と述べた。エリザベス女王の映像がステージの両脇の大きなスクリーンに映し出される中、彼は、「彼女は周りにいる人を鼓舞する存在でした」と語った。
「我々の最も偉大な、そして最も暗い瞬間のいくつかを通し、優雅さと良識と本物の思いやりのある温かさで国を先導しました。僕は75歳で、彼女はずっとそばにいました。もう一緒ではないことはとても悲しいですが、彼女が安らかに眠っていることを嬉しく思います」と彼は続けた。
このほかにも、故デヴィッド・ボウイが女王の写真に敬礼している画像が公式SNSに投稿されたり、エリー・ゴールディングが若き日のエリザベスのダンス画像と最近の写真を並べて投稿し、「あなたがいないこの国を想像するのは難しいです。(息子の)アーサーには、あなたの色々なことをずっと話し続けます」というメッセージを添えるなど、彼女の長い統治と不屈の精神に感銘を受けたアーティストたちから女王への賛辞が続々と寄せられている。
また、ポール・マッカートニーも、「エリザベス二世に神のご加護を。彼女が安らかに眠れますように。国王陛下万歳」」とSNSに書き込み、敬意を表している。