エミネム、ドクター・ドレー＆スヌープ・ドッグとスタジオ入りする写真を公開

　現地時間2022年8月15日、ヒップホップ界の究極のスーパースター3人がスタジオに集結し、ファンを熱狂させる写真が公開された。エミネムが、ドクター・ドレーとスヌープ・ドッグに挟まれた写真をSNSに投稿し、キャプションに「ブラザー数名で……集まっている」と綴った。

　ラップ界のアイコンと言える3人が揃って何をしているかについての詳しい説明はなかったが、ドクター・ドレーの幻のアルバム『Detox』のトラックを制作しているのではないかという憶測が飛び交うこととなった。今年初め、スヌープ、ドレー、エミネムは【スーパーボウル】のハーフタイム・ショーでメアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマー、50セント、アンダーソン・パークと共にステージに立ち、6月にはスヌープとエミネムがそれぞれの地元を祝う曲「From The D 2 The LBC」でコラボレーションした。

　今回の暗号のような投稿に対し、「アルバムをリリースしてくれ」、「史上最強」、「このツアーを発表してください」、「レジェンド」、「どんな曲でもいいから、取りかかっている曲を早く聞きたい!!!」というコメントが殺到した。

　ドレーは、エミネムを1999年の『ザ・スリム・シェイディ LP』でヒップホップ界のスターダムにのし上げ、スヌープを1992年の映画『ディープ・カバー』のタイトル曲に起用し、その後大ヒットしたドレーのソロ・アルバム『クロニック』で大々的にスヌープをフィーチャーし、2人のキャリアに貢献してきた。ドレーはスヌープのソロ・デビュー・アルバム『ドギー・スタイル』（1993年）もプロデュースしている。1999年のドレーのアルバム『2001』で初めてこの3人でタッグを組み、以来ファンは続編を待ち望んでいる。

　先週スヌープは、米エンターテイメント・トゥナイトに対して、ドレーと新曲に取り組んでいることを明かし、「ちょっとしたものに取りかかっているところだよ。あまり話したくないが、また一緒にやっているんだ。レコードを一緒に作るのは30年ぶりだけど、一緒に取り組んでいる」と語った。

　現段階で、彼らが何に取り組んでいるのか、詳細は明らかになっていない。