【深ヨミ】首都圏での人気が拡大中 HKT48『ビーサンはなぜなくなるのか?』が首位奪還

2022年7月3日 / 14:00

 2022年7月4日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、HKT48『ビーサンはなぜなくなるのか?』が168,547枚を売り上げ、首位を獲得した(集計期間2022年6月20日~2022年6月26日)。

 『ビーサンはなぜなくなるのか?』は前作『君とどこかへ行きたい』から13カ月ぶりにリリースされた15枚目のシングルで、表題曲「ビーサンはなぜなくなるのか?」は矢吹奈子がHKT48のシングル表題曲では初の単独センターを務め、前々作『3-2』以来の首位獲得となった。

 ここではHKT48のシングルの販売動向をSoundScanJapanのデータを使用し調査してみた。まず、HKT48が発表した直近3作のシングルの初週に於ける地域別の実店舗での地域別販売比率をグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/113943/2)である。また、一般的なシングルの地域別販売比率と比較するため、2022年に販売されたシングルの地域別販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。

 相変わらず地元の九州地方での比率の高さが目を引く結果となったが、直近3作の九州での販売比率を比較すると、前々作の『3-2』が32.0%、前作の『君とどこかへ行きたい』が27.4%、今作『ビーサンはなぜなくなるのか?』が21.7%と徐々に下がってきているのがわかる。しかし、全シングルの九州地方6.4%と比較するとかなり高い人気を維持していると言える。一方に関東地方は前々作26.3%→前作39.3%%→今作43.3%と大きく販売比率を伸ばしており、前々作は九州地方が関東地方を凌ぐ販売比率だったが前作より関東地方が逆転し、今作では更に差が広がる結果となっている。今作は、東京都出身で、IZ*ONEの元メンバーで九州地方以外でも知名度の高い矢吹奈子が単独センターである事も一因と考えらるが、これまでの地元九州地方一強ではなく、首都圏でも人気が上昇している事は間違いないようだ。

 首位を奪還し、地元九州以外でも人気が拡大しているHKT48の今後の更なる活躍に注視したい。


音楽ニュースMUSIC NEWS

Ado、7月から初の全国アリーナツアーへ

J-POP2024年4月27日

 Adoが、2024年7月から初の全国アリーナツアー【Ado JAPAN TOUR 2024 『モナ・リザの横顔』】を開催する。  初の世界ツアー、そして女性ソロアーティスト初となる国立競技場での単独ライブをソールドアウトさせたAdo。全国 … 続きを読む

lynch. 、『FIERCE-EP』6/26発売決定 ツアーも2024年7月からスタート

J-POP2024年4月26日

 lynch.の新作『FIERCE-EP』が6月26日に発売されることが決定した。  本作は前作『REBORN』以来1年3か月振りのリリースとなる。アーティストビジュアルも本日公開となった。  タイトルにもある“FIERCE”は直訳すると激 … 続きを読む

折坂悠太、ニューアルバム『呪文』6月リリース&全国8都市で【呪文ツアー】

J-POP2024年4月26日

 折坂悠太が、2024年6月26日にニューアルバム『呪文』をリリースする。  2年8か月ぶり、4枚目のアルバムとなる今作は、内省的なコンセプトを持った前作『心理』と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような … 続きを読む

Aぇ! group、デビューシングル「《A》BEGINNING」MVの“ソロシーン&バンドバージョン”公開

J-POP2024年4月26日

 Aぇ! groupが、デビューシングル「《A》BEGINNING」の“MV Solo Scene & Band Ver.”を公開した。  新曲「《A》BEGINNING」は、2024年5月15日にリリースとなるデビューシングルのタ … 続きを読む

ODD Foot Works、今年2回目となる自主企画イベント【TOKYO INV.】開催

J-POP2024年4月26日

 ODD Foot Worksが、2024年6月21日に今年2回目となる主催シリーズイベント【TOKYO INV.】を東京・SHIBUYA Spotify O-nestにて開催する。  【TOKYO INV.】は、ODD Foot Work … 続きを読む

Willfriends

page top