スウェディッシュ・ハウス・マフィア、イケアと家具コレクションでコラボ

　スウェディッシュ・ハウス・マフィアが、スウェーデンを代表するイケアと家具のコラボ・コレクション“OBEGRÄNSAD”をローンチすることを発表し、第一弾となる3つのアイテムが公開された。“OBEGRÄNSAD”は、スウェーデン語で無限を意味しており、限られた予算の中で働く、無限の創造力を持ったプロデューサーたちに向けられたコレクションとなっている。

　メンバーのスティーヴ・アンジェロ、アクスウェル、セバスチャン・イングロッソは、共同声明で「（音楽を）創ること、演奏すること、楽しむこと、または雰囲気づくりを手助けする設計になっています」と説明している。

　現地時間6月12日までイタリアの首都で開催されていた【ミラノ・デザイン・ウィーク2022】の【イケア・フェスティバル】では、今回のコレクションからプロダクション作業を行うためのデスクとスリングチェア、そしてターンテーブルの3つのアイテムがお披露目された。全20アイテムを含むフル・コレクションが最終的に発表される予定となっている。今回公開されたアイテムは全て黒を基調とした光沢のあるミニマルなデザインとなっており、現在トリオが提示しているモノクロームのイメージと合っている。

　スウェディッシュ・ハウス・マフィアは、今年4月にデビュー・アルバム『パラダイス・アゲイン』をリリースした。米ビルボード・ダンス/エレクトロニック・アルバム・チャート“Dance/Electronic Albums”で1位に初登場した本作は、現在もチャートインし続けており、15位をマークしている。米ビルボードが現時点でのベスト・アルバムの一つに選んだ今作を引っさげた大規模なワールド・ツアーは、現地時間7月29日に米マイアミで開幕し、11月中旬まで続く予定だ。