シンディ・ローパーが母の死去を報告、「ガールズ･ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」MVなど出演

　現地時間2022年6月1日、シンディ・ローパーが自身のSNSを更新し、母親のカトリーヌが他界したことを報告した。

　シンディは、「私の美しい母が亡くなりました。彼女はともに切磋琢磨してくれ、私のビデオにも何回も出演してくれました」というコメントとともに、カトリーヌがカメオ出演した1983年の「ガールズ･ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」のミュージック･ビデオの画像を投稿した。

　「彼女と働けて光栄でした」とシンディは付け足し、「“女の子”として、そして“女性”として人生を通して母親と遊べて非常に恵まれているなと感じます。彼女はこの世を去ったものの、爪痕はきっちり残しています。ありがとう、お母さん。愛してる」と綴った。

　シンディは続いて、1985年の「グーニーズはグッド・イナフ」のミュージック･ビデオ撮影時に、カトリーヌがWWFのプロレスラーのアイアン・シーク、故“ラウディ”ロディ・パイパー、故フレッディー・ブラッシーとともに歌う写真も投稿した。同作もカトリーヌがカメオ出演したビデオの一つだ。

　現時点では死亡日時や死因などの詳細は明かされていないが、2016年にシンディは米AARP誌とのインタビューで、カトリーヌとの関係性及び彼女の健康状態について話していた。当時シンディは「母は軽度の認知症なの」と明かしており、「彼女は現在を生きている。それの利点は、他の人には絶対言えないようなことを相談して、母親らしい素晴らしく賢いアドバイスを貰えること。そして10分も経てば彼女はそのことを忘れている」と語っていた。

　ロージー・オドネル、デボラ・コックス、カーソン・クレスリー、ビリー・ポーターなど、シンディの著名な友人、ファンや仲間が追悼の意を表している。