ジャック・ホワイト、ジェイ・Zとのコラボ曲の存在を認める

　ジャック・ホワイトが、Apple Musicのゼイン・ロウとの新しいインタビューで、ジェイ・Zのコラボ曲が近々リリースされるかもしれないと話している。

　ザ・ホワイト・ストライプスのフロントマンである彼は、今年2つのソロ・プロジェクトをリリースする予定で、その最初の作品『Fear of the Dawn』は2022年4月8日に発売された。インタビューの中でロウは、ホワイトとジェイ・Zがコラボしているのではないかという噂について質問をぶつけた。

　するとホワイトは、「それは本当だけど、物事を完成させないのは僕じゃないからね」と茶目っ気たっぷりに答え、「冗談だよ、でも僕は性格的にもっとこう、“明日、行きます”って感じなので。つまり仕事のスタイルが違うんだ。だからその内のいくつかは、彼らが他のプロジェクトなどで忙しくないときに日の目を見ることになると思う」と述べている。

　ジェイ・Zとの仕事の経験について彼は、「（自分のやり方とは）全く違っていたんだよ、だって彼とスタジオに入ったとき、マイクが1本しかなかったので。一瞬“え、何、他のマイクはどこ？”って思ったけれど、“うん、まあいいのか”って思い直したんだ。“そうだよな、なんで別のマイクが必要なんだろう？”って」と語っている。

　そして、「つまりジェイは僕のやり方を学び、僕は彼のやり方を学んでいた。僕はそれが誰であれ、人がメソッドを使うのを見るのが好きなんだ」と彼は続けている。

　2018年にホワイトは、アルバム『ボーディング・ハウス・リーチ』の収録曲「オーヴァー・アンド・オーヴァー・アンド・オーヴァー」が、もともとジェイ・Zとレコーディングしたものだと米ローリング・ストーンに明かしていた。