ミューズ、ウクライナ支援を目的とした英ロンドン公演開催へ

　現地時間2022年3月28日、ミューズがウクライナの人々を支援する2つの団体へ寄付を募るために、小規模な会場で2回のコンサートを行うことを発表した。

　ミューズは、「3つの素晴らしい団体のために、2夜にわたってコンサートを行えることを光栄に思います」と述べ、「これらの団体は、英国内外の社会的に最も弱い立場にある人々に何度も不可欠なサービスを提供しています」と続けた。

　通常スタジアムやアリーナでコンサートを行っている彼らは、5月9日と10日に5,000人収容の英ロンドンにあるイベンティム・アポロ（旧ハマースミス・アポロ）で公演を行う。初日の収益は、戦争で被害を受けた子供や若者を支援するWar Childへ、2日目は紛争地域や世界の災害に苦しむ人々に医療を施す、国境なき医師団へ寄付される。また、5月10日の公演では、イギリスの雑誌The Big Issueの30周年記念として、英ロック・バンドのレイザーライトがオープニングを務める。本公演のチケットは、日本時間3月30日午後5時から一般発売される。

　ミューズは、ロシアのプーチン大統領によるいわれのない戦争で、1か月以上ロシア軍の攻撃を受けているウクライナの市民を支援するためにコンサートを行うアーティストの仲間入りを果たした。最近アーケイド・ファイアは、米ニューオーリンズでウクライナ救済を目的とした慈善公演を行い、エド・シーラン、カミラ・カベロ、スノウ・パトロールらは3月29日に英バーミンガムのリゾーツ・ワールド・アリーナで行われる【コンサート・フォー・ウクライナ】に出演する予定だ。