ボビー・ブラウン、過去と現在を記録したドキュメンタリー2作品が米A&Eで放送へ

　ボビー・ブラウンの人生とキャリアを回顧する2つのドキュメンタリー作品が米A&Eで放送されることが明らかになった。

　2022年1月26日に同放送局が発表したところによると、1作目は『バイオグラフィー：ボビー・ブラウン』と題された最も信頼できるドキュメンタリー映画で、5月30日と31日の2日間にわたり午後8時（米東部時間）にプレミア上映される。リリースによるとこの作品では、ベイビーフェイス、アッシャー、ジャーメイン・デュプリ、キース・スウェット、ニュー・エディションのメンバーなどのインタビューを交えながら、“ブラウンのスーパースターへの道のりと、依存症との闘いや2人の子どもと最初の妻ホイットニー・ヒューストンの悲劇的な死による影響について詳しく知ることができる”とのことだ。

　このドキュメンタリーでは、ボビーが2012年1月に死去したホイットニーと、2015年7月に死去した娘のボビー・クリスティーナの墓を初めて訪れた時の様子も記録している。また、息子のボビー・ブラウン・ジュニアへのトリビュートを企画する姿も追っている。ボビー・ジュニアは、2020年11月にアルコール、コカイン、フェンタニルを誤って過剰摂取したことにより死亡した。

　このドキュメンタリーの第2夜が終了した直後にA&Eは、『ボビー・ブラウン：エブリ・リトル・ステップ』のプレミア・エピソードを放送する。このシリーズは、ボビーの現在の生活に焦点を当てた12部構成のドキュメンタリーで、妻のアリシア・エサレッジ・ブラウンとの結婚生活、子どものランドン、ラプリンシア、カシアス、ヘンドリックス、ボーディとの関係、そしてジョデシィやチャーリー・ウィルソンとジョイントで行う【カルチャー・ツアー】でのニュー・エディションの再結成などが含まれている。

　この新番組は、ボビーにとってリアリティTVへの初進出ではない。2005年にはBravoのリアリティ・シリーズ『Being Bobby Brown』で“セレブ・リアリティ”というジャンルの先駆者となっており、最近では米版『ザ・マスクド・シンガー』のシーズン5にカニ役で出演した。