エンターテインメント・ウェブマガジン
2021年12月29日公開(集計期間:2021年12月20日~12月26日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”でAimerの「残響散歌」が総合首位を獲得した。
前々週に総合首位を獲得した「残響散歌」は、ストリーミングで前週9,649,396再生から当週8,904,311へ微減するも3週連続1位を記録した。動画再生では前週3,183,554再生から当週2,655,800再生と、こちらも減少ながら2週連続1位で合計2冠を獲得。他指標ではダウンロード2位、Twitter 60位、ラジオ29位で、総合首位に返り咲きを果たした。当週2位のダウンロードも2週連続1位からランクダウンするも依然好調な動きだ。「残響散歌」を抑えてダウンロード1位となった楽曲は、King Gnuの「逆夢」。こちらは映画『劇場版 呪術廻戦 0』のエンディング・テーマで、当週総合12位から次週大きく順位を上げるのは確実だ。
毎年街を賑わせるクリスマスのラストウィークとなった当週では、back numberの「クリスマスソング」が前週19位から総合7位に、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が前週37位から17位に、鈴木鈴木「ホワイトキス」が31位から21位に、山下達郎の「クリスマスイブ」が46位から29位へと、それぞれジャンプアップを果たした。ちなみに、クリスマスのラストウィークにおいて、2019年の最高位はback numberの「クリスマスソング」(総合12位)。2020年も同曲で13位だったが、2021年に総合7位まで上がったのは、ストリーミング・ユーザーの着実な拡大を示すものとみられ、この傾向は次年度以降も続くだろう。とすると、日本のクリスマス定番曲として、米ビルボード・ソング・チャートにおけるマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」同様に、同曲が総合首位を獲得することもあるかもしれない。
◎【JAPAN HOT 100】トップ10
1位[2]「残響散歌」Aimer(-・27,260DL・8,904,311再生)
2位[3]「一途」King Gnu(-・25,319DL・8,600,611再生)
3位[5]「ベテルギウス」優里(-・9,314DL・8,715,538再生)
4位[-]「なないろ」BUMP OF CHICKEN(99,613枚・-・-)
5位[8]「ドライフラワー」優里(-・7,463DL・6,663,948再生)
6位[-]「ポンコツな君が好きだ」NGT48(99,260枚・-・-)
7位[19]「クリスマスソング」back number(-・2,260DL・5,912,228再生)
8位[-]「プラスティック・ラブ」Juice=Juice(69,695枚・2,335DL・-)
9位[9]「Butter」BTS(-・2,861DL・5,885,301再生)
10位[10]「水平線」back number(-・4,182DL・6,720,145再生)
※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)
洋楽2024年4月27日
パリス・ヒルトンとシーアほど名声について語れる権威者はほぼいないだろう。両者とも、長年にわたって世界的な知名度を誇ってきた。 シーアはその音楽、ソングライティング、そして唯一無二の歌声で、ヒルトンは2000年代半ばのパーティー・ガールとし … 続きを読む
J-POP2024年4月27日
今週の洋楽まとめニュースは、テイラー・スウィフトに関する話題から。 テイラー・スウィフトの最新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)が、Spotify史上初めて1週間で10億ストリーミングを突破したアルバムとなり、 … 続きを読む
J-POP2024年4月27日
Adoが、2024年7月から初の全国アリーナツアー【Ado JAPAN TOUR 2024 『モナ・リザの横顔』】を開催する。 初の世界ツアー、そして女性ソロアーティスト初となる国立競技場での単独ライブをソールドアウトさせたAdo。全国 … 続きを読む
J-POP2024年4月26日
lynch.の新作『FIERCE-EP』が6月26日に発売されることが決定した。 本作は前作『REBORN』以来1年3か月振りのリリースとなる。アーティストビジュアルも本日公開となった。 タイトルにもある“FIERCE”は直訳すると激 … 続きを読む
J-POP2024年4月26日
折坂悠太が、2024年6月26日にニューアルバム『呪文』をリリースする。 2年8か月ぶり、4枚目のアルバムとなる今作は、内省的なコンセプトを持った前作『心理』と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような … 続きを読む