2021年12月29日公開（集計期間：2021年12月20日～12月26日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Aimerの「残響散歌」が首位を獲得し、3連覇を達成した。
「残響散歌」は、現在放送中のテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニング・テーマだ。12月6日に配信がスタートし、当週で3週目の集計を迎え、再生回数は前週比92%となる8,904,311回を記録した。1月12日にはCD発売を控えており、アニメの話題性も依然として高いことを踏まえれば、まだまだストリーミングの数字も好調に伸ばしていくと思われる。
続く2位は優里の「ベテルギウス」で、再生回数は前週比103%の8,715,538回を記録。そして3位には、前週から1ランク・アップとなるKing Gnuの「一途」がエントリー。12月24日から公開中の映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌で、12月29日のCD発売に先駆け、12月10日に配信がスタートした。前々週22位で初登場し、前週4位に浮上した同曲は、ついに映画の公開を迎えた当週、前週比120%となる8,600,611回を記録して、好調な推移を辿っている。また、King Gnuの同作のエンディング・テーマ「逆夢」は映画公開と同日となる12月24日に配信スタートし、45位に初登場を果たした。
前週26位から当週7位にジャンプアップしたのは、back numberが2015年にリリースしたシングル「クリスマスソング」だ。ホリデー・シーズンになるとチャートを上昇する展開は毎年恒例で、クリスマスを集計期間に含んだ当週の再生回数は前週比153%となる5,912,228回を記録。大きく数字を伸ばして上位に返り咲いた。そのほか、20位のマライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」、39位のSEKAI NO OWARI「silent」、49位のBoA「メリクリ」、53位のアリアナ・グランデ「サンタ・テル・ミー」、61位の桑田佳祐「白い恋人達」、67位の山下達郎「クリスマス・イブ」、88位のワム！の「ラスト・クリスマス」など、多くのホリデー・ソングがチャート・アクションを活性化させた。
◎【Streaming Songs】トップ10
1位「残響散歌」Aimer（8,904,311回再生）
2位「ベテルギウス」優里（8,715,538回再生）
3位「一途」King Gnu（8,600,611回再生）
4位「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ（6,962,156回再生）
5位「水平線」back number（6,720,145回再生）
6位「ドライフラワー」優里（6,663,948回再生）
7位「クリスマスソング」back number（5,912,228回再生）
8位「Butter」BTS（5,885,301回再生）
9位「ハート」あいみょん（5,646,314回再生）
10位「Cry Baby」Official髭男dism（5,495,387回再生）
※（）内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。