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エド・シーラン、オーストラリア音楽界の重鎮故マイケル・グディンスキーの国葬で新曲「Visiting Hours」を披露

 エド・シーランが、オーストラリア音楽業界の伝説的人物だった故マイケル・グディンスキーの国葬に出席し、故人に捧げる「Visiting Hours」というタイトルの新曲をステージで披露した。

 メルボルンのRod Laver Arenaで行われた葬儀には7,000人が参列した。エドは出席するために英国から駆けつけ、2週間の隔離期間を経てステージに立った。この隔離期間中に書いたというこの新曲について彼は、「ロックダウンの隔離中にギターを持ち込むことができて、僕にとって気持ちを整理するためには曲作りが一番いい方法なのです。たとえそれがいいニュースでも悪いニュースでも何でも。これは先週書き上げた曲です」と紹介した。

 ステージの背後に、仲良さげな二人の写真が映し出される中、グディンスキーがとても好きだったという「キャッスル・オン・ザ・ヒル」と、キャリア初期の思い出が詰まった「Aチーム~飛べない天使たち~」をアコースティック・ギターの弾き語りで披露した彼は、最後に“天国にもしも面会時間(visiting hours)があったなら”というテーマのトリビュート曲を、時折込み上げる感情で声を詰まらせながら歌い上げた。

 グディンスキーは、3月2日に自宅で眠るように息を引き取った。享年68歳だった。マッシュルーム・グループのチェアマンとして数々のアーティストを発掘した彼の功績に敬意を表し、2021年の【ARIAミュージック・アワード】から、<最優秀ブレークスルー・アーティスト賞>に彼の名前が付けられることになった。

 長年世話になった彼についてエドは、「僕にとってマイケルがどれほどの存在だったか言葉にするのはすごく難しいし、彼を知っていた人たちは皆そうだろう。マイケルは“喜びの竜巻”だった。彼がその建物に到着したことは、そのカオスな大声ですぐに分かったし、彼が到着したことでその部屋が活気づくのを感じられた。僕たちは何よりもまず友人同士だった。彼は僕にとって父のようであり、メンターでもあった」と追悼文をインスタグラムに投稿していた。

 グディンスキーの葬儀には、テイラー・スウィフト、デイヴ・グロール、ブルース・スプリングスティーン、ブライアン・アダムス、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミ、サム・スミス、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエルが録画で故人を追悼し、カイリー・ミノーグ、ポール・ケリー、スティング、ジミー・バーンズらがパフォーマンスを披露した。

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