テイラー・スウィフト、『フォークロア』のスタジオ・ライブ映像を配信へ

　現地時間2020年11月24日、テイラー・スウィフトが、翌日の深夜0時に『フォークロア：ロング・ポンド・スタジオ・セッション』をディズニープラスで配信するとTwitterで発表した。
 
　「さてと、今日は11月24日で、24-11=13ですね（13はテイラーのラッキー・ナンバー）。これから公開される映画のお知らせがあります」と、テイラーは隔離生活中に制作した最新アルバム『フォークロア』の収録曲のパフォーマンスを記録したサプライズ映画について説明した。映画の2分間の予告編は、米ニューヨークのハドソン・バレーにある素朴なロング・ポンド・スタジオにズームインしていく様子から始まる。フランネルのシャツと黒のコートを纏ったテイラーは「人生において全く当てにならないことがあります。もしすべてを再調整する必要があるなら、私たちが最も愛することから始めるべきです」と語り、続けて「記録破りの“フォークロア”のインティメイトなコンサート」という文字が現れる。
 
　予告編には、ヘッドフォンを付けてソファーに座ったテイラーが、アルバムのプロデューサーを務めたザ・ナショナルのギタリストで作曲担当のアーロン・デスナーのピアノの伴奏に合わせて「cardigan」を歌う姿やテイラーと頻繁にコラボレートするジャック・アントノフと3人で一緒にワインで乾杯するシーンも登場する。野外に座ったテイラーは「このアルバムはあなたの感情を感じることを可能にするものであり、孤独の産物なのです」と述べ、「この期間中、完全に気が狂いそうになる可能性もあった。でも、その代わりにこのアルバムを制作することで私たちは気持ちが沈まないでいれたんだと思う」とアーロン・デスナーに語った。
 
　今回の突然のスタジオ・ライブ映像公開の発表以外にも、テイラーは11月22日の【2020 アメリカン・ミュージック・アワード】にて、旧作をスタジオで再録していることを明かしてファンを驚かせていた。