2020年10月12日付（集計期間：2020年9月28日～10月4日）の【JAPAN Heatseekers Songs】は、オレンジスパイニクラブ「キンモクセイ」が首位を獲得した。
【JAPAN Heatseekers Songs】は、Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、Twitter、週間動画再生数、カラオケを集計し、その中から急上昇中の新人アーティストを抽出したチャートである。本チャートは2020年12月に正式ローンチ予定で、本日よりスタートするBillboard JAPANとTikTokが今話題のアーティストを発掘する番組『NEXT FIRE』（Billboard JAPANのTikTokアカウントにて毎週金曜配信）で先行公開される。
今週1位をマークしたオレンジスパイニクラブ「キンモクセイ」は、ダウンロード81位、ストリーミング17位、カラオケ37位を獲得した。ヒットが顕著なのはストリーミングだが、ここで注目したいのがカラオケだ。カラオケでは、2020年8月24日付チャート以降、7週連続で順位を伸ばしている。TikTokで話題になった楽曲のなかでも、カラオケに伝播する楽曲はそれほど多くなく、「キンモクセイ」はさらなるヒットの可能性を秘めた楽曲と言えるだろう。なおオレンジスパイニクラブは、11月より東名阪ワンマンツアーを開催。同ツアーの渋谷CLUB QUATTRO公演は生配信が予定されている。
Rin音「snow jam」は、ダウンロード96位、ストリーミング22位、MV91位と、「キンモクセイ」と同じくストリーミングがポイントを牽引する形で2位を獲得した。一方、3位のVaundy「不可幸力」は、ダウンロードが32位、ストリーミングが35位と、順位的にはダウンロードが優勢。Vaundyは、2019年にリリースした初のシングル「東京フラッシュ」も16位にチャートインしており、アーティスト自体のファンが増えてきていることが推測できる。
12位にチャートインした神はサイコロを振らない「夜永唄」は、10月2日オンエアの『ミュージックステーション』で披露された影響があってか、すべての指標が急上昇。特にダウンロードは、自己最高のDL数を更新し48位を獲得した。なお神はサイコロを振らないは、Billboard JAPANとTikTokによる新番組『NEXT FIRE』のマンスリーピックアップアーティストに決定。本日10月9日に生配信ライブを披露し、10月23日18時からはTikTokのビルボードジャパンチャンネルにてインタビューが配信される。
◎Billboard JAPAN Heatseekers Songs
（集計期間：2020年9月28日～10月4日）
1位「キンモクセイ」オレンジスパイニクラブ
2位「snow jam」Rin音
3位「不可幸力」Vaundy
4位「Myra」Tani Yuuki
5位「ぎゅっと。」もさを。
6位「Hug feat. Kojikoji」空音
7位「きらきら」もさを。
8位「魔法の絨毯」川崎鷹也
9位「かくれんぼ」優里
10位「CHILDAYS」BLOOM VASE
11位「第六感」Reol
12位「夜永唄」神はサイコロを振らない
13位「Way Back Home」SHAUN
14位「スマイル」森七菜
15位「YOKAZE」変態紳士クラブ
16位「東京フラッシュ」Vaundy
17位「かつて天才だった俺たちへ」Creepy Nuts
18位「帰ろう」藤井風
19位「Maria」Hwa Sa
20位「Dolphin」OH MY GIRL