マルーン5、“世界全体のことを思いながら”書かれた新曲のリリック・ビデオ公開

　マルーン5が、ニュー・シングル「Nobody’s Love」のリリック・ビデオを公開した。

　2020年8月26日に公開された動画は、シングルのカヴァー・アートと同じトーンの鮮やかな色彩で表現されており、波が海岸に打ち寄せる涼しげで心が穏やかになるような映像の上に、歌詞が白い文字で浮かんでは消える仕様になっている。

　7月下旬にシングルをリリースする前日に、フロントマンのアダム・レヴィーンは、新型コロナウイルスの感染拡大や、Black Lives Matter（ブラック・ライヴズ・マター/黒人の命は重要）運動の激化などで揺れる世の中で暮らす人々に、「Nobody’s Love」が少しでも平安をもたらせればと願っていることをインスタグラムで明かした。

　「この楽曲を仕上げるという発想は、全てにおいて世界全体のことを思いながらやったものだ。僕たちの世界にとって前例のないこの瞬間において、“Nobody’s Love”が、みんなに一瞬の平安と内省の時を提供できたらと願っている。君が前線で働くエッセンシャル・ワーカーだろうが、社会正義のために闘っている声高な市民だろうが、あるいは単に強力な愛の力を思い出すために休息が必要なだけの人だとしても、この曲はみんなのためのものだ。気に入ってくれるといいな！」と彼は綴っていた。