ビリー・アイリッシュ、米民主党大会で「my future」披露＆投票を呼びかける

　米民主党全国大会の3日目となった現地時間2020年8月19日に、ビリー・アイリッシュが「my future」を披露した。

　パフォーマンスを前に、ビリーは「私が言わなくても、混沌とした状況であることはわかっているはずです。ドナルド・トランプは、私たちの国と大切にするもの全て破壊しています。私たちに必要なのは、気候変動やCOVID-19などの問題を否定するのではなく、解決してくれるリーダーです。人種差別や不平等と闘ってくれるリーダーです。これは、どれだけの危機に瀕しているかを理解する人に投票することから始まります。私たちと同じ価値観を共有するチームを築いている人です。ドナルド・トランプではなく、ジョー・バイデンに投票することから始まります」と神妙な面持ちで語った。

　そして「沈黙は選択肢ではありませんし、（選挙に）参加しないわけにはいきません。自分たちの命と世界がかかっているという気持ちで投票しなければなりません、なぜなら本当にそうだからです」と続けたビリーは、「未来を確かなものにする唯一の方法は、自らそれを切り開いていくことです。（投票するために）登録してください、そして投票してください」と訴えた。

　その後ビリーは、幻想的なパープルの照明を浴び、キーボードを弾きながら「my future」を歌い始めた。中盤で、曲がテンポアップするとともに照明がイエローに切り替わると、兄フィニアスとドラマーが演奏に加わり、ビリーはマイクを握りしめながら、エモーショナルな歌唱でパフォーマンスを締めくくった。

　米民主党全国大会の3日目では、銃問題、気候変動、移民政策などのトピックに焦点が当てられた。