超特急、勇ましくクレイジーな男祭り「お前ら最高だ。だけど言うよ、来年はぶっ潰す!」

2020年1月19日 / 19:50

 超特急のオフィシャル・ライブレポートが到着した。

 超特急が、1月18日(土)に東京・新宿BLAZEで男性限定ライブ【BULLET TRAIN BOYS GIG Vol.06】を開催した。年イチの恒例行事となっている超特急の男祭りは、今年も勇ましくクレイジーな盛り上がりとなった。

 大勢の男8号車(超特急の男性ファン)が集まる中、威勢のいい男祭りバージョンのOvertureでメンバーがステージに登場すると野太い歓声が湧き上がる。ユーキが「BOYS GIG!おめーら声出していくぞ!!」と声を上げると、「超特急です!!!!!!!!」からライブはスタート。メンバーは「声出せ!」と観客を煽りながら、パワフルなビートに乗せて気合いの入ったパフォーマンスを見せる。大サビでは「超特急が好きだから!」の大合唱が巻き起こり会場は早くも一体感に包まれた。冒頭から燃えたぎる会場に、タクヤが「おい男! 今日最高の日にできるのか!!」と叫ぶと、楽しく激しく展開する「Don’t Stop 恋」が披露される。続けざまに、エレクトロニックなダンスチューン「Booster」をたたみ込む。ダンサーの力強いラップとタカシの突き抜けるボーカル、攻め攻めなフォーメーションダンス、ユーキのダイナミックなアクロバットが飛び出したりと、本能むき出しのステージに観客は大熱狂となった。

 男祭りのMCを6年連続で託されたタカシは、「男祭り、こうして年々キャパも大きくなって、男8号車の方も年々増えています。普段は男のお客さんが少ないかな?って寂しい思いをしてるかもしれないですが、今日は何も気にせず自分を解放してください。外は雪も降って寒いけど、ここだけはいち早く夏来たんちゃうか?ってくらい熱いライブにしていきましょう!」とライブの意気込みを語ると、男8号車も力強い歓声で応えた。

 ライブに戻ると、超特急はフューチャーファンクの「On & On」でパワフルなグルーヴ感を作り、勢いを加速するようにエレクトロダンスチューン「We Can Do It!」をかっこよく決める。フューチャーベースの「Body Rock」でタカシは英語詞を歌い、クールかつ情熱的な大人感を醸し出す。メンバー全員でイスを使ったセクシーなダンスを披露すると、男8号車をメロメロにしてしまう。「Pretty Girl」は男祭りスペシャルで歌詞を“Pretty Boy”に変えて歌唱。会場は、キラキラ男子なポップワールドに染め上げられた。

 ここからは、男祭り名物「かかってこいや!男と男の超三本バトル」のコーナーに突入。会場の中から選ばれた6人の8号車が、メンバーとガチ対決を繰り広げていく。

 1本目のバトルは、「以心伝心みんなでポーズを合わせましょう対決」。お題から連想するポーズで全員が揃ったらポイント獲得というゲーム。先発の8号車チームは、超特急ポーズやドラゴンボールのかめはめ波などを見事に揃えてポイント獲得。対する超特急チームは、マイケル・ジャクソン、ボディビルダーなど続々失敗してしまう。

 2本目は、「寿司アンルーレット対決」。わさびがたっぷり入った寿司を我慢して食べた人を当てるというゲームだ。8号車チームはポーカーフェイスで勝利するが、超特急チームはすべての寿司にわさびたっぷりという大人のトラップかかり見事に玉砕。

 3本目は、「ペンライト振って振って振りまくれ対決」。手首に万歩計をつけて30秒間ペンライトを振りまくるというもの。両チームがずらりと並んでペンライトを振りまくり、結果8号車チームが勝ち。当然ながら総合ポイントは、8号車チームの勝利となった。敗者の超特急は罰ゲームで苦いノニジュースを一気飲みし、メンバーは苦悶の表情を浮かべた。

 勝者の6人の8号車には、超特急と一緒に「My Buddy」を踊るという素敵な展開が訪れた。爽やかなポップナンバーを踊っていると、さらに超特急からサイン入りTシャツが贈られる。そして、会場の8号車と「My Buddy」のサビを大合唱。まさに、戦い終わってノーサイドの美しい仲間感が展開された。

 ライブもいよいよラストスパート。ブチ上げチューン「Burn!」が披露されると、会場全体がばってんポーズとなってサビは強烈な大合唱が巻き起こる。さらに、アップチューンの「Drawイッパツ!」で楽しく盛り上がる。そして、「超えてアバンチュール」で会場全体で渾身のヘドバンを敢行し、怒涛の盛り上がりとなってライブ本編は終了となった。

 鳴り止まない超特急コールに応えてメンバーがステージに戻ると、男祭りの感想を語っていく。

 カイは「今日来てくれたみなさんありがとうございました。また男祭り来てくれますか! この約束ができただけでも満足です!。今年、いい勢いで突っ走っていけます!」と語った。リョウガは「改めて思ったよ、お前ら最高だ。だけど言うよ、来年はぶっ潰す!」と対決コーナーの悔しさを口にすると、タクヤも「負けたのが悔しかった。また来年戦いましょう!」、ユーキも「野郎ども、最高の声ありがとございました! でも、まじで来年ぶっ潰す! ぜひとも来年も最高のバトルしましょう!」と8号車へのリベンジを宣言。タカシは「マジで楽しい時間でした。外は寒いですが(衣装が)びしゃびしゃになる湿度96%くらいの盛り上がるライブができました。来年もパワーアップして、もっとさらに大きく男祭りを広げていきたいです!」と男8号車との絆をさらにぶっといものにしていく思いを語った。

 アンコールで、爽快感あふれる「a kind of love」を届けると会場は温かい空気に包まれた。そして、トドメのブチ上がりと言わんばかりのダンスチューン「Party Maker」をドロップ。タカシはメンバーに抱えられて腹筋しながら歌い、タクヤとユーキはメンバー越えの馬跳びを見せたりと抜群の破天荒さで会場は熱狂。さらに、男祭り恒例のステージダイブをユーキとタクヤが繰り広げ、続けてリョウガも初のダイブを敢行した。メンバーは水を振りまきパフォーマンスし、クレイジーな宴は最高潮。爆発的な盛り上がりとなって、男祭りはフィニッシュとなった。

 超特急と男8号車、男同士だからこそ分かり合える熱く激しく楽しい濃厚なライブとなった。

TEXT:土屋恵介
PHOTO:米山三郎

◎セットリスト
【BULLET TRAIN BOYS GIG Vol.06】
2020年1月18日(土)東京・新宿BLAZE
01. 超特急です!!!!!!!!
02. Don’t Stop恋
03. Booster
04. On & On
05. We Can Do It!
06. Body Rock
07. Pretty Girl
08. My Buddy
09. Burn!
10. Drawイッパツ!
11.超えてアバンチュール
EN1. a kind of love
EN2. Party Maker


音楽ニュースMUSIC NEWS

テイラー最新作がSpotify史上初10億再生、ザ・ウィークエンド米ビルボードHot 100入りが100曲超え、フォートナイトのバーチャル・フェス:今週の洋楽まとめニュース

J-POP2024年4月27日

 今週の洋楽まとめニュースは、テイラー・スウィフトに関する話題から。  テイラー・スウィフトの最新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)が、Spotify史上初めて1週間で10億ストリーミングを突破したアルバムとなり、 … 続きを読む

Ado、7月から初の全国アリーナツアーへ

J-POP2024年4月27日

 Adoが、2024年7月から初の全国アリーナツアー【Ado JAPAN TOUR 2024 『モナ・リザの横顔』】を開催する。  初の世界ツアー、そして女性ソロアーティスト初となる国立競技場での単独ライブをソールドアウトさせたAdo。全国 … 続きを読む

lynch. 、『FIERCE-EP』6/26発売決定 ツアーも2024年7月からスタート

J-POP2024年4月26日

 lynch.の新作『FIERCE-EP』が6月26日に発売されることが決定した。  本作は前作『REBORN』以来1年3か月振りのリリースとなる。アーティストビジュアルも本日公開となった。  タイトルにもある“FIERCE”は直訳すると激 … 続きを読む

折坂悠太、ニューアルバム『呪文』6月リリース&全国8都市で【呪文ツアー】

J-POP2024年4月26日

 折坂悠太が、2024年6月26日にニューアルバム『呪文』をリリースする。  2年8か月ぶり、4枚目のアルバムとなる今作は、内省的なコンセプトを持った前作『心理』と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような … 続きを読む

Aぇ! group、デビューシングル「《A》BEGINNING」MVの“ソロシーン&バンドバージョン”公開

J-POP2024年4月26日

 Aぇ! groupが、デビューシングル「《A》BEGINNING」の“MV Solo Scene & Band Ver.”を公開した。  新曲「《A》BEGINNING」は、2024年5月15日にリリースとなるデビューシングルのタ … 続きを読む

Willfriends

page top