X


新生活の始まりに活を入れてくれる5曲

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲! (okmusic UP's)

3月も半ばを過ぎ、学校、職場なども変わり、これからまた新たな生活をスタートさせる人も多いでのではないでしょうか。引っ越しで慌ただしい日々を過ごし、不安と期待が入り交じりながら、将来に向けてワクワクドキドキと胸を高鳴らしている方へ。今回はいきなりスタートダッシュをかけられるように、あなたの背中をグッと力強く押してくれるような楽曲を選んでみました。しかもエネルギーに満ちたサウンドという意味で「パンク縛り」のセレクトです。どうぞ!
「DREAMIN’」(’18)/NAMBA69

Hi-STANDARDでも活動する難波章浩(Vo/B)率いるNAMBA69のここ数年のライヴは著しくパワーアップしており、観る者のケツを蹴り上げるアグレッシヴなパフォーマンスを叩き付けている。16年に元ARTEMAのko-hey(G/Cho)が加入し、4人体制になったことで、バンドは完全覚醒! この曲はポジティヴ全開のパンクロックに、ko-heyのハードコア調のコーラスも援護射撃し、《キミは自分らしく生きている キミは最高なんだよ》と呼びかける歌詞(訳詞)も相まって、体中から力が漲るパワフルな一曲と言っていい。キラキラしたメロディーラインも明るく包み込んでくれるよう。
「Here Comes A Miracle」(’17) /dustbox

メロディックパンクのシーンに「美メロ」を積極的に導入し、後続のバンドに大いなる刺激を与えたバンドがdustboxだ。今年は結成20周年を迎え、ますますバンドのグルーブ感は高まっている。この曲は結成15周年という節目に無料配布され、後に8thアルバム『Thousand Miracles』にも収録された楽曲である。彼らにしては珍しくウォー!ウォー!という分かりやすいシンガロング・コーラスを入れ、今やライヴでも不可欠のアンセム・ソングになっている。曲名通りに《ほら 奇跡が起こる 僕らの夢は叶うのさ》というストレートな歌詞(訳詞)もインディー〜メジャー〜インディーと紆余曲折の道のりを経て、確固たるファン・ベースを築き上げてきた彼らだからこそ、説得力があるものとして胸に響く。
「START」(’03)/locofrank

大阪発の不動の3ピースで既に20年選手というキャリアを持つ彼ら。卓越した演奏力を武器に豪快に鳴らすメロディックパンクは、いつ聴いてもフレッシュな輝きに満ちている。この曲はバンドの名刺代わり的な代表曲で、ライヴでもいつも凄まじい盛り上がりを作り上げている。曲に耳を傾けていると、初心を忘れずに常にここからがスタート地点なんだ!という気分にさせられる。それはこの曲が持つなりふり構わない前のめりの勢いに因るところが大きい。伸びやかなヴォーカルを聴いていると、どこまでも自分の可能性は広がっているんだ、と背中を強く押されるような気持ちになる。
「The Dream Is Not Dead」(’17) /Dizzy Sunfist

“夢は死なへん”というキーワードはこの曲から来ており、もはやこのバンドのキャッチフレーズにもなっている。locofrank同様、大阪発のフロントふたりが女性からなる3ピースバンド。今やメキメキと力を付けており、今年3月16日に行なわれた新木場STUDIO COASTワンマン公演も大成功に収めた。夢を持ち、それに向かって突き進むことで、人生はカラフルに色づいて豊になっていくんだ。そんなピュアなエモーションが、この曲には封じ込められている。言霊という言葉があるけれど、この曲には“音霊”とでも言うべきサウンドパワーを感じる。ぜひ聴いてみてください。
「Check」(’98)/ZEBRAHEAD

これまで何度も来日経験があり、日本のファンにも愛されているUS発の5人組。ラップと歌メロというツインヴォーカル編成が大きな魅力になっており、飛びっきりポジティブな陽性サウンドに身を委ねていると、ストレスも一気に吹き飛びそう。今年3月に最新9thアルバム『BRAIN INVADERS』をリリースしたばかりだが、ここでは記念すべきデビューアルバム『WASTE OF MIND』(98年発表)の冒頭曲を取り上げたい。音楽的にはパンクロックの高揚感に加え、ミクスチャー色の強いノリの良さもあり、一発で心を捉えるキャッチーな曲調に心が晴れ渡ってくるよう。
TEXT:荒金良介

荒金良介 プロフィール:99年からフリーの音楽ライターとして執筆開始。愛読していた漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(登場人物に洋楽アーティスト名が使用されていたため)をきっかけに、いきなりレッド・ツェッペリンの音源を全作品揃える。それからハード・ロック/ヘヴィ・メタルにどっぷり浸かり、その後は洋邦問わずラウド、ミクスチャー、パンクなど、激しめの音楽を中心に仕事をしてます。趣味は偏ってますが(笑)、わりと何でも聴きます。

音楽ニュースMUSIC NEWS

ano×幾田りら、映画『デデデデ』前章の主題歌「絶絶絶絶対聖域」披露 <THE FIRST TAKE>

J-POP2024年5月10日

 anoと幾田りらの一発撮りパフォーマンス映像『ano – 絶絶絶絶対聖域 feat. 幾田りら / THE FIRST TAKE』が、2024年5月10日20時にYouTubeプレミア公開される。  一発撮りのパフォーマンスを … 続きを読む

ケンドリック・ラマーVSドレイクのビーフに大坂なおみが言及

洋楽2024年5月10日

 現地時間2024年5月8日に行われたテニスの【BNLイタリア国際】の試合後、テニス界のスターである大坂なおみが、ラップ界を席巻しているドレイクとケンドリック・ラマーのビーフについて自身の考えを語った。  記者からなぜかこの件について質問さ … 続きを読む

セカオワ、川口春奈主演ドラマ『9ボーダー』主題歌「Romantic」配信&デジタル歌詞カードも公開

J-POP2024年5月10日

 SEKAI NO OWARIが、新曲「Romantic」を本日5月10日に配信リリースした。  「Romantic」は、4月19日から放送が開始された、川口春奈が主演するTBS系金曜ドラマ『9ボーダー』の主題歌。ジャジーなピアノと軽快なビ … 続きを読む

スパイス・ガールズ、ヴィクトリアの誕生日パーティーで「Mama」を即興パフォーマンス

洋楽2024年5月10日

 先月、50歳の誕生日をスパイス・ガールズのメンバーたちと共に過ごしたヴィクトリア・ベッカム。彼女の息子クルーズ・ベッカムが、2024年4月20日に英ロンドンで行われた母親の豪華な誕生日パーティーの未公開映像をインスタグラムで公開した。   … 続きを読む

テイラー・スウィフト、『TTPD』から8曲を【The Eras Tour】パリ公演で披露

洋楽2024年5月10日

 現地時間2024年5月9日、テイラー・スウィフトがツアー活動を再開した。ニュー・アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)リリース準備のために2か月間【The Eras Tour】を中断していた彼女は、仏パリのラ・ … 続きを読む