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フリーマガジンokmusic UP’s vol.165(5/20発行)に掲載中の『DISC GUIDE』から、6月初旬から中旬リリースの作品8作を紹介!
1.「Bloom」/Superfly
2.「六月の花 / 国士無双」/湘南乃風
3.『hide TRIBUTE IMPULSE』/V.A.
4.「スウィートテンプテーション」/GOING UNDER GROUND
5.『POP is YOURS』/クアイフ
6.『今夜だけ俺を』/菅原卓郎
7.『Kisses and Kills』/THE ORAL CIGARETTES
8.『TEN』/Wienners
「Bloom」/Superfly
Single 6/6 Release
WARNER MUSIC JAPAN
【初回盤(2CD+DVD)】
WPZL-31444~6 ¥4,000(税抜)
【初回盤(2CD+Blu-ray)】
WPZL-31447~9 ¥5,000(税抜)
【通常盤(CD)】
WPCL-12862~3 ¥2,700(税抜)
自身の結婚発表後初リリース。そのタイトル曲が『ゼクシィ25周年“愛を、祝おう。”』イメージソングで、トレードマークの伸びやかな歌声も映える、ピアノとストリングスで壮麗に彩ったラブソング。さらに「ユニゾン」でもふたりで生きていく覚悟を歌えるなんて、音楽家冥利に尽きるというか、素敵すぎます。ドラマ『 あなたには帰る家がある』書き下ろし主題歌「Fall」(ジャズの4ビート!)含め、タイアップ付きの4曲。
TEXT:田山雄士
「六月の花 / 国士無双」/湘南乃風
Single 6/6 Release
TOY’S FACTORY
【初回盤A】
TFCC-89654 ¥1,389(税込)
【初回盤B】
TFCC-89655 ¥1,111(税込)
【通常盤】
TFCC-89656 ¥926(税込)
デビュー15周年シングル第二弾。オルガンの音で始まるミディアムな曲調に乗せて歌う「六月の花」は結婚15年を迎え、《あの時 挙げられなかった結婚式を挙げよう》と二度目のプロポーズをする夫婦を描いた、ハートウォームなラブソング。「純恋歌」のその後といった感もある不器用な男の真っ直ぐな愛を歌った歌詞は説得力にあふれていて、捻くれた大人の胸にも強く響く。こういった曲を歌わせたら、彼らは無敵だ。
TEXT:フジジュン
『hide TRIBUTE IMPULSE』/V.A.
Album 6/6 Release
UNIVERSAL J
UPCH-2162
¥3,000(税抜)
逝去して20年の節目に最新トリビュートが到着! Dragon Ash(「ROCKETDIVE」)やCocco(「GOOD BYE」)という興味深い参加陣をはじめ、HISASHI×YOW-ROW(「DOUBT」)やBiSHのアイナ・ジ・エンドとMOROHAのUKによるSEXFRiEND(「Bacteria」)などスペシャルなコラボもあって今回も話題が尽きない。個人的にはACIDANDROIDがzilchの「ELECTRIC CUCUMBER」を選曲していてアガった。
TEXT:土内 昇
「スウィートテンプテーション」/GOING UNDER GROUND
Single 6/6 Release
Youth Records
YRNF-0009
¥1,852(税抜)
※DVD付
CDデビューから20周年を迎えてリリースされる今作は、これまでの歩みを想起させるノスタルジックな歌詞が印象的。錆びた鉄塔や破れたTシャツなどの見慣れた情景を“甘い誘惑”と表現するところに、何気ない日々への愛おしさを感じさせる。穏やかなリズムからサビで転調し、“君の声がしない場所まで旅を続けよう”と歌う彼らはまだまだ冒険心でいっぱいだ。CDデビュー日に開催したライヴを収録した付属DVDも必見!
TEXT:千々和香苗
『POP is YOURS』/クアイフ
Album 6/6 Release
EPIC Records Japan
【初回生産限定盤(DVD付)】
ESCL-5060 ~ 1 ¥3,300(税込)
【通常盤】
ESCL-5062 ¥2,800(税込)
この2年ほど使命のように“ポップ”を最念頭に置いてきたクアイフは、おそらく今作でひとつの答えを見出した。まず正面切って自分を愛することから始める。そういう視点で毎日に散らばる感情を拾い集め、局面打開のための確かなポップソングを丹念に制作していったのだと思う。活気あふれる「I love ME !」はその分かりやすい結晶だ。さまざまなアレンジャーとの仕事もワクワクにつなげた、充実のメジャー初アルバム。
TEXT:田山雄士
『今夜だけ俺を』/菅原卓郎
Album 6/13 Release
Sazanga Records / TRIAD
COCP-40356
¥2,200(税抜)
9mm Parabellum Bulletのフロントマンによる歌謡曲がコンセプトのアルバム。分かりやすく言えば“哀愁歌手”になり切ってみた感じで、色気を漂わせつつ、時にはファンク風味をほんのり効かせ、この路線でヴォーカリストとしての可能性がどこまで押し広げられるか。それを菅原と滝 善充(プロデュース&全作曲を手がけた9mmのギタリスト)が楽しみながら取り組んでいるようだ。女性目線の歌詞もあって似合ってます。
TEXT:田山雄士
『Kisses and Kills』/THE ORAL CIGARETTES
Album 6/13 Release
A-Sketch
【初回盤(DVD付)】
AZZS-77 ¥3,500(税抜)
※Pケース2枚組、三方背スリーブ仕様
【通常盤】
AZCS-1070 ¥2,800(税抜)
シングル曲の「トナリアウ」「BLACK MEMORY」も含む4thアルバム。ライヴ映えするアンセムだけにとどまらず、R&B、ファンク、ハードロックの要素も巧みに取り入れ、ポップに聴かせる全10曲にJ-ROCKの正統派としての自信と誇りがみなぎる。今の世の中を斬るシニカルな歌詞も彼らならではだ。初回盤のDVDには2月の大阪城ホール公演の9曲と現在進行形のReI projectの未公開ドキュメンタリーを収録。
TEXT:山口智男
『TEN』/Wienners
Album 6/13 Release
No Big Deal Records
【初回限定盤(DVD付)】
NBPC-0055 ~ 6 ¥3,000(税抜)
【通常盤】
NBPC-0057 ¥2,400(税抜)
2015年の新メンバー加入以後、研鑽を重ねてきたWiennersが満を持して発表するフルアルバム。ミディアム~スロー一切なし。全11 曲で収録時間約30分という清々しいまでのスパートは、彼らの意気込みをそのまま反映したものだろう。アジアンな音階とファンキーなリズムの融合を完全に自分たちのものにした印象もある。音像はシャープだが、メロディーはキャッチーなのでどれもこれも親しみやすく、ライヴ映え間違いなし。
TEXT:帆苅智之
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