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ウルフルズが20日、デビュー25周年を記念し、日比谷野音音楽堂でフリーライブ【ウルフルズ フリーだぜ!!野音で25祭】を開催した。
朝から晴天に恵まれ、会場はチケットを入手した3,000人のファンで溢れかえった。18時30分にライブがスタートすると、新曲「せやなせやせや人生は」のイントロが流れ、メンバーがステージから登場をするかと思いきや、会場後方からメンバーが登場。
黄色のジャケットを羽織ったトータス松本、昔からトレードマークであったピンクのマラボ―を首から下げたギターのウルフルケイスケ、黄色のシャツに白いジャケットを羽織ったベースのジョンB。黄色のベストを着たドラムのサンコンJr.。それぞれが黄色をポイントにした衣装を着て登場した。このサプライズの登場には、会場からは歓声が沸きおこった。メンバーは、それぞれ会場に集まったファンに手を振ったり、ハイタッチをしながら、会場をゆっくり練り歩き、ステージに上がった。
まずは92年のデビュー曲「やぶれかぶれ」からスタート。しみじみとこの楽曲に浸り、懐かしみながら聴くファンの姿。そしてこの曲をリリースした25年前を振り返るように、メンバーもパフォーマンスしているようだった。
その後、久々にライブで披露した「すっとばす」、トータス松本のスライドギターが鳴り、ファンにもおなじみの人気曲「借金大王」、そして「ガッツだぜ!!」「バンザイ~好きで良かった~」「笑えれば」とヒット曲を惜しみなくパフォーマンスし、会場のテンションは上がりっぱなし。
「ただ頑張って音楽やっていたら、25年が経っていました。こうやって、今、自分で言えているのがいいなと思います」とサンコンJr.。MCではそれぞれ25周年の感謝の気持ちを伝えた。
そして「ええねん」「バカサバイバー」と勢いある楽曲をパフォーマンスし、会場が更にヒートアップしてくると、4年半の活動休止を経て2014年に復活したウルフルズが一発目に世に打ち出した「どうでもよすぎ」を演奏、メンバーのテンションもMAXになっていた。
そして5月24日にリリースされるアルバム「人生」から、「せやなせやせや人生は」、そして本編最後にはアルバムのリード曲「バカヤロー」を熱唱、今まで数多くの応援ソングをリリースしてきたウルフルズだが、25周年にふさわしい新しい応援歌として話題の楽曲だ。25周年をお祝いしようと集まったファンは、この「バカヤロー」をしみじみと聴き入り、涙を拭うファンもいた。
ファンにはお馴染みのアンコール「A・A・P(アホアホパワー)!!!」コールが鳴り響き、再度メンバーが登場。そして最後は、ウルフルズのライブでは大定番のラストソング「いい女」を披露。今回、会場に入ることのできた3,000人のファンとともにこの25周年をお祝いする事ができたことに感謝を伝え、温かい大歓声の中、ライブは幕を閉じた。
◎リリース情報
14th Album『人生』
2017/05/24
<通常盤>WPCL-12626/2,800円(tax out.)
<初回生産限定盤>WPZL-31294/5 4,300円(tax out.)
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