アースウインド&ファイアー、ヒット曲満載のジャパンツアーがスタート

2017年5月21日 / 19:00

5月20日(土)@大阪フェスティバル・ホール (okmusic UP's)

アースウインド&ファイアーが5月20日(土)、大阪のフェスティバルホールにてジャパンツアー『EW&F Japan Tour 2017』の初日を迎えた。

2016年に行われた野外フェス『Blue Note Jazz Festival in Japan』のヘッドライナーを含め、東名阪の単独公演が大好評でソールドアウトとなったこともあってか、2017年は早いタイミングでの再来日となった。そのツアー初日の大阪フェスティバル・ホールには、開場前から待ちきれない熱心なファンが列を作った。

客席が暗転し、オープニングのサウンドが大音量で流れ始め、ファンは総立ちになったところで、EW&Fの主役の3人:フィリップ・ベイリー(vo/perc)、ヴァーディン・ホワイト(b)、ラルフ・ジョンソン(vo/perc)が揃って登場。3人とも1951年生まれだが、その若々しい肉体からは年齢を超えたオーラを放っている。そのまま演奏はディスコ時代の大ヒット曲「ブギー・ワンダーランド」(1978年/全米6位)に突入し、「シャイニンスター」(1975年/バンド初の全米1位)、「シング・ア・ソング」(1975年/全米5位)、など次々とヒット曲を演奏。オーディエンスの手拍子と、コール&レスポンス、ダンスのステップが途切れることが無い状態が続いた。

また、ステージ後ろに配置されたスクリーンに2016年2月に亡くなったバンドの創設者、モーリス・ホワイトの映像が映し出されるたびに歓声が上がる。コンサート中盤、「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」(1979年/全米2位)、「リーズンズ」(1975年)のバラードでは、フィリップ・ベイリーの伝家の宝刀である天に届くようなファルセットがオーディエンスを魅了した。コンサート大詰め、3大ディスコ・クラシック=「セプテンバー」(1978年/全米8位)、「レッツ・グルーヴ」(1981年/全米3位)、「宇宙のファンタジー」(1977年)を立て続けに投入し、オーディエンスを完全に掌握。会場中が腕を上げ踊り、そのグルーヴに酔いしれたまま約100分のポップ・ファンク絵巻は幕を閉じた。

『EW&F Japan Tour 2017』はこの後、5月22日(月)に行われる11年ぶりの日本武道館公演を含め、札幌(5月24日)、静岡(5月26日)、広島(5月27日)を回る。また、日本武道館公演には人気の女性ヴォーカル・グループ、リトグリこと「Little Glee Monster」がサポート・ゲストとして出演するとこともあって、ジェネレーションを超え親子や三世代で楽しめるコンサートとして話題を呼んでいる。

photo by 大西二士男

【セットリスト】

01.Intro

02.Boogie Wonderland

03.Jupiter

04.Yearnin’ Learnin’

05.Sing a Song

06.Shining Star

07.On Your Face

08.Saturday Nite

09.Serpentine Fire

10.Kalimba Story

11.Evil

12.Can’t Hide Love

13.Love’s Holiday

14.Keep Your Head to the sky

15.Devotion

16.That’s The Way Of The World

17.After the Love Has Gone

18.Reasons

19.Got To Get You Into My Life

20.September

21.Let’s Groove

22.Fantasy

23.In The Stone

※メドレーになっている曲もあります

『EW&F Japan Tour 2017』
5月22日(月) 東京・日本武道館

SUPPORT GUEST: Little Glee Monster

5月24日(水) 札幌・ニトリ文化ホール

5月26日(金) 静岡市民文化会館・大ホール

http://www.creativeman.co.jp/artist/2017/05ewaf/


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