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カナダ人DJ/プロデューサーのデッドマウスが、ローリング・ストーン誌のインタビューに応じた。
マシュメロのように被り物を使用する他の“アーティスト”について聞かれた彼は、今年の6月にTwitterで新人DJのマシュメロを非難したことについて口を開いた。「ちょっと待て、今マシュメロみたいな“アーティスト”って言った?マシュメロみたいな人だろ?これについてはいい加減はっきりさせようぜ。あいつがヘルメットを被ってることなんてどうでもいいんだよ。そんなことは俺の知ったこっちゃない。その理屈だと俺はダフト・パンクをパクってるってことになる。それより、しばらくして段々腹が立ってきたのが(Twitterで)あいつが常に俺に乗っかってくることなんだ。“お前が俺を煽るから俺もお前を煽る”みたいな。くだらねえ。マーケティングの手法とか言ってごまかすなよ。SNSを信じてたら、俺は毎日何もせずにただあいつの写真を燃やして過ごしてるってことになる」と憤った。
2014年に自身が予言した、迫り来るEDMの終焉について聞かれると、「終わったじゃないか。2015年に既に終わってる。どこにいたんだよ?85%がクロスオーバーした。もう救いようがない。革新者たちの手から離れてしまっているし、もう草の根じゃなくなってしまった。俺にも責任の一端はあるよ。商業化を進める手助けをしてしまった。飽和状態なんだよ」と話した。
デッドマウスのファンなら彼のEDMシーンやその大物たちに対する意見を聞き慣れているだろうが、このインタビューでは珍しく自分自身の欠陥についても打ち明けている。彼が被り物をするのは目の前の大群衆を見なくて済むようにであることは周知の通りだが、彼が実はステージ上で襲われるのではないかという妄想に苦しんでいるという告白は、彼のライブの徹底したカメラ禁止のポリシーに新たな人間らしいディテールを付加するのでないだろうか。
「そういう話をしょっちゅう聞くんだ。飛んできたビール缶がディロン・フランシスの頭に命中した、みたいな些細なことから、ダイムバッグ・ダレル (2004年にライブ中に銃殺された元パンテラのギタリスト)まで色々と。あの類の話にはマジでビビっちまうんだ。だから俺らはステージに誰も上げないって厳しいルールを設けてるのに、みんな自動的にそれを無視してくる。で、カメラマンは怒るし、(邪魔な)ビデオカメラの一つでも動かそうもんなら俺がまるでワガママなプリンセスみたいな言い方をしやがる」と心情を明かした。
他にも、ニュー・アルバム『W:/2016ALBUM』について、カナダの田舎暮らしのメリットについても語っている。
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