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今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、LUNA SEAやX JAPANで活躍するギタリスト兼ヴァイオリニスト、SUGIZOがセレクトした、クラシック・コンピレーション・アルバムの第2弾が第1位となった。両親ともに音楽家であり、自身も幼少期よりクラシック音楽に親しんできたSUGIZO。第1弾ではオーケストラ曲を中心にセレクトしたが、今回はLUNA SEAのライブで幕開けのナンバーとしてお馴染みのベートーヴェン「月光」や、ドビュッシーの「夢」など独奏曲を織り交ぜたコンピとなっている。
第2位はレオナルド・バーンスタインとウィーン・フィルの『第九』となった。1980年度レコード・アカデミー大賞に輝いたベートーヴェン全集からの1枚。ソリストにもギネス・ジョーンズ、ハンナ・シュヴァルツ、ルネ・コロ、クルト・モルという錚々たるメンバーを揃え、円熟期を迎えたバーンスタインとウィーン・フィルの名演のひとつとして知られている。今週は今年没後25年を迎えるバーンスタインの指揮盤が新譜旧譜合わせ全部で7枚チャートインしており、本盤は2012年のチャートインから返り咲いた。
第3位は“ゴジラ”で知られる作曲家・伊福部昭の、生誕100年を記念するコンサートを収めたライブ・アルバム『伊福部昭百年紀Vol.3』がチャートイン。2014年11月、すみだトリフォニーホールにてライブ録音された。斎藤一郎指揮、オーケストラ・トリプティーク 、伊福部昭百年紀合唱団による、オリジナル楽譜版の迫力たっぷりの伊福部サウンドが堪能出来る。人気の高い「ゴジラ」組曲をはじめ、「大怪獣バラン」組曲、「モスラ対ゴジラ」組曲などを収録したものとなっている。
text:yokano
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