メアリー・J.ブライジがR＆Bの祭典【Essence Festival】に登場、新曲14曲収録のサントラリリースも決定

　“クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル”メアリー・J.ブライジが、先週R＆Bの祭典【Essence Festival】に登場し、7万人を前にパフォーマンスを披露。

　ニューオーリンズのメルセデスベンツ・スーパードームで開催されている週R＆Bの祭典【Essence Festival 2014】の2日目（7月5日・金曜日）の深夜、約7万人を集めたメイン・ステージのヘッドライナーとしてメアリー・J.ブライジが登場。ノースリーブのタイトな白のワンピースと白のスニーカーというスポーティな衣装のメアリーは、ライヴ序盤から「リアル・ラヴ」や「ジャスト・ファイン」など新旧のヒット曲を連発。メアリーがステージを踊りながら歩くだけで、会場のシスターたちから”Go, Mary!”のコールがかかる盛り上がりを見せた。

　ライヴ後半、全身黒でセクシーにキメたメアリーは、「マイ・ライフ」「ノット・ゴン・クライ」などバラード・ナンバーを中心に歌いあげた。途中ステージにオレンジ色のスーツケースが置かれ、「新しいサウンドトラックからの曲よ」と語り、映画『シンク・ライク・ア・マン・トゥー』サウンドトラックに収録されている最新シングル「スーツケース」も披露。ショーは、「アイム・ゴーイン・ダウン」「ノー・モア・ドラマ」「ファミリー・アフェア」などを7万人と大合唱して幕を閉じ、メアリー・Ｊ.ブライジの変わらぬ人気を見せつけてくれた。

このライヴでも披露された新曲「スーツケース」は、先ごろ全米で公開され堂々1位を獲得した人気映画の続編『シンク・ライク・ア・マン・トゥー』のために書かれたものだが、このサントラ盤は、全曲がメアリー・J.ブライジの新曲という何とも豪華な作品。映画に実際に使用される楽曲に加え、映画にインスパイアされて作られたというトラックも含め、メアリーの新曲が14曲も楽しめる贅沢な内容で、シングル「スーツケース」を始め、ファレル・ウィリアムスが書き下ろし、フィーチャリングとして参加もしている「シー・ザット・ボーイ・アゲイン」や、シャラマーの「ア・ナイト・トゥ・リメンバー」のカバーなど話題の曲も収録。

　またザ・ドリームも複数曲で参加している。メアリー・J.ブライジとしては、2013年に発表したクリスマス・アルバム以来、またオリジナル・アルバムでは2011年の『マイ・ライフ ll…ザ・ジャーニー・コンティニューズ（アクト1）』以来、新たに発表される作品となり、サントラの域を越えた、R&Bファン必聴の豪華作品となっている。国内盤は8月27日に発売が決定。また国内盤に先駆け7月9日より配信がスタートとなる。

◎リリース情報
『シンク・ライク・ア・マン・トゥー』ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・フィルム
2014/08/27 RELEASE
EICP-1613　2,400円（tax out.）