ネット界のプリンス、ぽこたが光源氏を熱演！　湯澤幸一郎は「紫式部に謝りたい」

　豪華絢爛（けんらん）な着物姿に身を包み、熱演するぽこた（左）と富田麻帆　(c)KYODONEWS

　ニコニコミュージカル第７弾「源氏物語」の主演を務めるぽこた、富田麻帆ら出演者が16日、東京都新宿の全労済ホールで公開舞台稽古を行った。

　本作は「源氏物語」の本編と、それを書いた紫式部を取り巻く環境を描いた場面が入り混じって編成された一風変わった作品。特に紫式部の場面では、紫式部役を湯澤幸一郎が女装姿で演じ、「源氏物語」を“ライトノベル”としてとらえて右往左往する“オタク”たちをコミカルに表現し、会場の笑いを誘う。

　光源氏役に挑んだ、ぽこたは、「せりふに現代の言葉ではない昔の言葉が多々あるのですが、普段使わない言葉なので、全然頭に入らなくて…せりふ覚えが一番大変です。でも、本番ではスラスラ出てくるはずなので、見ていてください」と自信をのぞかせた。

　湯澤は、「歴史上の人物を演じるのは初めてなので、どうしたらいいものか困っています。紫式部に会ったこともないので。本人に会ったら、取りあえずいろいろ謝りたいと思ってます」とコメントした。

　ミュージカルは23日まで、同ホールで公演。また、「ニコニコ動画」で有料動画配信も行う。