「無言歌」のワン・ビン監督が来日会見 「自分の作品はとてもパーソナルなもの」

2011年10月12日 / 19:53

 観客とのティーチインを行ったワン・ビン監督 (c)KYODONEWS

 映画「無言歌(むごんか)」のワン・ビン(王兵)監督が来日し、12日、東京都内で来日会見を行った。

 本作は、中国の反右派闘争における封印された実話を映画化したもので、ワン・ビン監督にとって初の長編劇映画となった。

 監督は、「自分の作品はとてもパーソナルなものなので、商業的な角度から見れば普通の映画館で上映するのは不可能だと思う。観客の好みをあまり考えないで撮っているのに、見てくれて感謝している」とあいさつした。

 また、映画化の動機については、「右派闘争自体に興味はなかったが、原作を読んで感動し、これは映画で描けると思った。過去を語ることで現代と通じることもある」と語った。

 最後に監督は、「現代人は人の話を聞こうとしないし、話を信じないで検証しようとする。相手の話に静かに耳を傾けることが相手への敬意につながる。われわれが相手をどのように思い、捉えるかが問題。この映画では、映画を見ることのスタイルをあらためて探ってみた」と思いを熱く語った。

 映画「無言歌」は12月17日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。


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