小金沢昇司５３歳、同世代も演歌に親しんで　「演歌や歌謡曲の魅力を広めたい」と角川博

　「キングオールスター歌謡パレード」の制作発表会に登場した（前列左から）中村美律子、角川博、大月みやこ、小金沢昇司（後列左から）山本あき、水田竜子、永井裕子　(c)KYODONEWS

　山野楽器創業１２０周年、キングレコード創業８０周年を記念する「キングオールスター歌謡パレード」の制作発表会が２６日、東京都内の銀座山野楽器本店で行われ、４５人の出演予定者の中から大月みやこ、角川博、中村美律子、小金沢昇司、水田竜子、永井裕子、山本あきが出席した。

　この企画は東日本大震災復興支援チャリティーコンサートと銘打たれており、「参加させていただけるだけでも幸せな思い、できる限りのことをしたい」（大月）、「演歌を広めるために、一人でも多くの方にいい歌をいい声でお届けしたい」（角川）と演歌界をリードしてきたベテラン２人があいさつした。

　１９９２年、４２歳で紅白初出場を果たした遅咲きの中村は「私は１２０歳まで歌うつもりです。まだまだこれから」と演歌界への熱い思いを語った。

　小金沢は「演歌や歌謡曲にパワーがないと言われている。私も５３歳ですが、同世代の方々を演歌や歌謡曲に引き込めるよう協力してください」と報道陣にアピールした。

　「キングオールスター歌謡パレード」は２０１２年３月１０日に東京・品川区の五反田ゆうぽうとホールで開催される。