ザッケローニが、マネジメントの手腕を伝授　「満足感を与えてあげることが大事」

　「自分にとって車は趣味だが、サッカーも仕事であり趣味でもあるんです」と話したアルベルト・ザッケローニ監督　(c)KYODONEWS

　アウディジャパンのプレミアムカー「Ｔｈｅ　ｎｅｗ　Ａｕｄｉ　Ａ６」発表レセプションパーティーが２３日、都内で行われ、サッカー日本代表監督のアルベルト・ザッケローニが出席した。

　会場には、マネジメント職に付くビジネスパーソンが多く来場していたが、先日の日韓戦で歴史的な勝利を挙げるなど、マネジメント力に定評があるザッケローニに、アドバイスが求められた。

　ザッケローニは「マネジメントをしていく上で、大事なことは二つある。きっぱり決断することと、早く決断すること。さらに今日においては、ディテールまで配慮を忘れないことが、他と差をつける秘けつだ」と話した。

　さらに「部下や仲間の長所をよく捉えて、適した課題を課す。そして、最終的には満足感を与えてあげることが大事」と付け加えた。

　プライベートでは車好きというザッケローニだが、同車をサッカーに例えるなら？と問われると、「中盤に置きたい。サッカーの心は中盤にあると言われ、中盤の動きが勝敗を決めるほど大事だ。素晴らしい車だと思う」と、好きな車に関しては、にこやかな表情で話した。