東ちづるが、“障害者アート”の絵画展をプロデュース 「もっと日本でも評価されていいはず」

2011年7月1日 / 19:49

 絵画展「3.11 チャリティー展“よりそう”」をプロデュースした東ちづる (c)KYODONEWS

 絵画展「3.11 チャリティー展“よりそう”」が1日、初日を迎え、同展を支援する女優の東ちづるが都内で会見を開いた。

 「骨髄バンク」「ドイツ平和村」などの支援活動を行っている東が、今回は、知的障害を持ったアーティストが創作した“障害者アート”の絵画展をプロデュースした。

 東は、「8年前から、アウトサイダー・アーティストと共に活動してきた。彼らは欧米では活躍しているが、日本では無名。日本の画家なんだから、もっと日本でも評価されていいと思っていた」と障害者アートの現状に触れた。

 また、「絵画展の収益を、東日本大震災の被災地の障害者施設などに、ピンポイントでお送りしたいという気持ちがあった。これからも息の長い支援が必要だと思う」と語った。

 障害者アートの魅力については、「作家の方から、直接的なメッセージを受け取ることはできない。だからこちらが絵を見て想像するしかない。それが魅力だと思う」と話した。


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