川中美幸、受刑者の作品に「温かい気持ちに…」　第５３回全国矯正展でテープカット

　笑顔でテープカットをする川中美幸　(c)KYODONEWS

　「第５３回全国矯正展（全国刑務所作業製品展示即売会）」のオープニングセレモニーが３日、都内で行われ、テープカットを歌手の川中美幸が行った。「全国矯正展」は全国の受刑者が製作した製品の展示即売会。

　矯正展を見て回った川中は「まるで大きなショッピングセンターに来ているみたい。値段もリーズナブルだし、見ているだけで楽しい」。何か気に行った製品はあるかとの問いかけに「（ミニチュアの）日本庭園があったんですが、アレをそっくり持って帰りたい」と笑顔で語った。東日本大震災の被災地に向けて製作された作品には、「温かい気持ちになり、涙が出そうになりました」と、心に染みた様子だった。

　今年の１月１日にニューシングル「長崎の雨」を発売した川中は、「残念ながらそれは、ここ（矯正展）には置いてないんですが、よろしくお願いします」と語り、笑いを誘った。