松下由樹主演で“大奥”が舞台に帰ってくる！　初めての座長に「プレッシャーを感じてる」

　ドラマ版大奥でも実際に使われた豪華絢爛（けんらん）な衣装で登場した、お江与役の木村多江（左）と春日局役の松下由樹　(c)KYODONEWS

　明治座１０月・中日劇場１１月公演「大奥　第一章」製作発表が３１日、都内で行われ、女優の松下由樹、木村多江らキャスト・スタッフ総勢１４人が登場した。

　２００３年にドラマ版がスタートし一大ブームを巻き起こした「大奥」の舞台化で、初めての座長を務める春日局役の松下は、「私にとって初めての明治座、初めての時代劇。前回の浅野ゆう子さん主演の舞台版・大奥も大変好評で、プレッシャーを感じている」と緊張の面持ちだった。

　ドラマ版では高島礼子が演じたお江与（お江）役は今回、木村が演じる。舞台上で火花を散らすことになる木村の“気に食わないところ”について質問が飛ぶと、「今後稽古が始まったら出てくるかもしれない」と笑わせつつ、「普段の多江ちゃんはのんびりしているのに、役に入ると途端に変わる。それを見るのが楽しみ」と話した。一方の木村も松下について、「現場では怖すぎて話せないくらい。お芝居に対する情熱にあふれている人です」と語った。