ミリオンセラーコンピシリーズ『Free Soul』にキリンジ登場

2014年1月31日 / 15:00

結成17年目の昨春、NHKホール公演をもって堀込泰行が脱退したため、兄弟バンドとしての歴史に終止符を打ったキリンジ。人気コンピレーションシリーズ『フリー・ソウル』からSUBURBIAの橋本徹が選曲・監修を担当した『フリー・ソウル・キリンジ』がリリースされる。

本企画の発端となった橋本徹は『フリー・ソウル』のプロデュースをはじめ、洋邦問わずジャンル・時代を超えて世の中のグルーヴィー&メロウで良質な音楽を紹介し続ける“シブヤ系”と呼ばれるカルチャーの火付け役の1人で、90年代から現在に至るまで音楽カルチャーに絶大な影響を与え続けている。

本作は、数々の名曲を残してきた彼らのオリジナルアルバムからの選曲にとどまらず、シングル発売のみの楽曲、セルフカバーアルバムや堀込兄弟それぞれのソロアルバムからのナンバーも収録され、旧来のファンにとっても興味をそそられる選曲となっている。「エイリアンズ」「Drifter」といった代表曲はもちろん、「これぞ“Free Soul”セレクト」と唸るような隠れた名曲も散りばめられている。

現在弟の堀込泰行はソロアーティストとして、兄の堀込高樹は新生KIRINJIとしてそれぞれの活動をスタートしている。

アルバム『フリー・ソウル・キリンジ』
2014年4月2日発売

COCP-38455–6/¥2,500(税抜)

<Disc1>

01.今日も誰かの誕生日(2007)

02.野良の虹(1998)

03.君の胸に抱かれたい(2000)

04.恋の祭典 (1999)

05.雨を見くびるな(1998)

06.かどわかされて(1998)

07.まぶしがりや(2002)

08.愛のCoda(2004)

09.YOU AND ME(2004)

10.君のことだよ(2008)

11.冬来たりなば(2005)

12.燃え殻(2005)

13.Drifter(2001)

14.エイリアンズ(2000)

15.スウィートソウル(2004)

<Disc2>

01.グッデイ・グッバイ(2000)

02.きもだめし(2013)

03.ブラインドタッチの織姫(2004)

04.朝焼けは雨のきざし(2008)

05.雨は毛布のように(2001)

06.双子座グラフィティ(1998)

07.十四時過ぎのカゲロウ(2004)

08.ナイーヴな人々(2013)

09.バターのように (2012)

10.Love is on line(2006)

11.空飛ぶ深海魚(2010)

12.ダンボールの宮殿(1999)

13.ブルーバード(2006)

14.いつも可愛い(2012)

15.荊にくちづけを(2012)

16.サイレンの歌(2000)

今作発売に寄せて―橋本徹(SUBURBIA)
“フリー・ソウル・キリンジ”選曲の話をいただいたときは、不意のオファーに驚くと共に、これは凄いコンピができるぞ、と胸の高鳴りを抑えることができませんでした。

と同時に、どうやって80分に絞りこもう、という嬉しい悩みも生まれましたが、最初の打ち合わせで、やはり決定版ということで2枚組に、という話になり、全ての作品を聴き返しながら、思う存分てらいなく、ストライクゾーンに渾身のストレートを投げ込むつもりでセレクトしていきました。

ど真ん中直球勝負を心がけたのは、改めてキリンジの魅力が多くの音楽ファンに伝わればという思いからです。曲順決めも、極めてスムーズでした。自分自身が聴きたいように並べるという感じで、オファーをいただいたときの胸の高鳴りをそのままパッケージできたことが、選曲の説得力につながっていると思います。

やはり待ち望まれた顔合わせなのか、すでに自分の周りの音楽仲間たちの期待と興奮は沸点に達し、熱心なキリンジのファンからも多くの反響が寄せられていますが、「冬来たりなば」(堀込高樹)や「燃え殻」(馬の骨)といったソロ名作を収録できたのも嬉しく、レーベルの枠を越えて僕のベスト・セレクションを実現してくれた関係者の皆さんには、ただただ感謝です。そして何よりも堀込兄弟、いつも素晴らしい音楽を本当にどうもありがとう!


音楽ニュースMUSIC NEWS

【深ヨミ】デビュー以来11作連続の首位獲得 日向坂46のシングルセールスを調査

J-POP2024年5月19日

 2024年5月20日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、日向坂46の『君はハニーデュー』が521,676枚を売り上げ首位を獲得した。(集計期間2024年5月6日~5月12日)  『君はハニーデュ … 続きを読む

Travis Japan、ダンス初披露の模様を収めた「Sweetest Tune」パフォーマンスビデオ公開

J-POP2024年5月18日

 Travis Japanが、2024年6月10日に配信リリースとなる新曲「Sweetest Tune」のパフォーマンスビデオを公開した。  新曲「Sweetest Tune」は、メンバーの松田元太が出演中のドラマ『東京タワー』の挿入歌。公 … 続きを読む

星野源のイヤーブック『YELLOW MAGAZINE ISSUE08 2023-2024』販売開始

J-POP2024年5月18日

 星野源のイヤーブック『YELLOW MAGAZINE ISSUE08 2023-2024』が、アーティストオンラインショップ「A!SMART」で販売開始となった。  本書は、メンバーシップサイト「YELLOW MAGAZINE+」のアーカ … 続きを読む

WANIMA主催【1CHANCE FESTIVAL 2024】、ワンオク/OKAMOTO'S/ゲス乙女/SiM/PEOPLE 1が出演

J-POP2024年5月18日

 WANIMA主催音楽フェス【WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2024】の第1弾出演アーティストが発表された。  同フェスは、今年8月24日・25日に、3年連続3回目となる地元熊本にて開催。第1弾アーティス … 続きを読む

Mrs. GREEN APPLE、新曲「Dear」MVティザームービー第1弾を公開

J-POP2024年5月18日

 Mrs. GREEN APPLEが、2024年5月20日に配信リリースとなる新曲「Dear」のMVティザームービー第1弾を公開した。  新曲「Dear」は、清武英利による『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』を原作とし、6月 … 続きを読む

Willfriends

page top