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マドンナのアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』のプロデューサー、スチュアート・プライスは、2023~2024年に行われた彼女のキャリアを総括する【セレブレーション・ツアー】の音楽プロデューサーも務めた。彼と再びタッグを組んだマドンナは、自分には語りたいことがあると気づき、2度目のスタジオ・セッションを終えた後、彼女はある“告白”(コンフェッション)をした。2005年に発表したダンスフロアの名盤の続編を作る時が来たのだ。
「過去に戻ろうとしていたわけではありませんでした。新たな領域を発見するためだったんです」と、プライスは『コンフェッションズ II』の制作について米ビルボードに語り、「音楽的なつながりがいかに本能的なものかを改めて実感させられましたし、僕たちは一緒に何かを作ることを楽しんでいます。スタジオに入った時、”コンフェッションズ”が何を意味するのかという意識は確かにありましたが、彼女は続編を意図的に作り上げようとしたり、以前にやったことを再現しようとしたりしていたわけではありません」と述べた。
英国出身のDJ兼プロデューサーである彼によると、「僕たちはまったく異なる時点から、同じエネルギーにアクセスしていました。最初の”コンフェッションズ”はダンスフロアの自由と解放を強く打ち出したものでしたが、今作はむしろ、対峙としてのダンス、そして自己の受容と奪還としてのダンスを描いた作品です」という。
同作におけるマドンナのクリエイティブ・コラボレーターはプライスだけではなく、サブリナ・カーペンター、フェイド、マーティン・ギャリックス、ストロマエ、そして娘のローラ・レオンがゲスト・アーティストとしてクレジットされている。しかし彼は、スタジオでの誕生から活気あふれるステージでの展開まで『コンフェッションズ II』に一貫して関わった数少ない人物の一人であり、タイムズ・スクエアから【MTV VMAs】、さらにはアムステルダムからロンドンのクラブに至るまで、マドンナのライブ・パフォーマンスに参加してきた。「もちろん人々はオリジナルの”コンフェッションズ”に大きな思い入れを持っていますが、単にノスタルジーに反応しているわけではありません。彼らは今この瞬間にある、新しい何かとつながっているんです。そしてそれこそがこのレコードのすべてなんです」と、プライスは『コンフェッションズ II』に対するファンの熱狂的な反応について語る。同作は米ビルボード・アルバム・チャート”Billboard 200″で首位を獲得し、“クイーン・オブ・ポップ”にここ数年で最高の評価をもたらした。
2作の間に流れた20年という歳月について、プライスは、「テクノロジーや世界は変わりましたが、僕たちの根本的な創作プロセスは実はまったく変わっていません。今でもインスピレーションや、その瞬間、そして笑いに反応することが大切なんです」と述べる。
そして、「彼女は驚くほど集中力があり、好奇心旺盛で、直感的です。後ろを気にしたり、自分を疑ったりするような感覚はありません。アイデアに従い、それがどこへ導いてくれるのかを見ていくんです。そこからは、自分のしていることを心から愛している人たちの音が聴こえてきます。マドンナには、自分の人生で起きていることを何であれ表現へと昇華させる並外れた才能があります」と続けた。
『コンフェッションズ II』において、マドンナは現在の人生だけでなく、米ニューヨークで金もなく苦闘していた無名アーティスト時代、つまり伝説となった下積み時代からもインスピレーションを得ている。「僕はニューヨーカーで、ニューヨークの音楽史が大好きなので、彼女とダンステリアというクラブについて話し始めたんです」と、「Danceteria」の共同ソングライター兼共同プロデューサーであるアンドリュー・ワットは語る。ダンステリアは、80年代にマドンナからジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリングまで、あらゆる人々が出入りしていたマンハッタンのクラブで、現在はすでに閉店している。「マドンナほどクールな物語を持っている人はいません。彼女がその話をしてくれている間に、トラックに乗せてマイクで語ってもらいました。その後、彼女はそれを家に持ち帰り、自身の原点となる物語のすべてを3ページにわたって書き上げたんです。僕の人生でも最高にクールなスタジオ体験の一つでした」と、ワットは『コンフェッションズ II』のアンセムへと発展していったセッションを振り返る。
ポール・マッカートニーからポスト・マローン、ザ・ローリング・ストーンズまで、幅広いアーティストと仕事をしてきたワットだが、マドンナは別格の存在だと語る。「彼女はポップ・スターのあり方の教科書を書いた人です。史上最高のプロデューサー、そしてソングライターの一人です」と彼は言う。
『コンフェッションズ II』がどのようにして完成したのかを垣間見ることができる、マドンナ、スチュアート・プライス、アンドリュー・ワット、ストロマエらが登場する動画がマドンナのYouTubeで公開されている。現地時間2026年10月15日には、さらに4本の舞台裏エピソードが公開される予定だ。
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