マドンナ&故マイケル・ジャクソン、25年ぶりにそろって米ビルボード“Billboard 200”TOP10入り

2026年7月13日 / 15:45

 “クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナの最新スタジオ・アルバム『コンフェッションズ II』が、2026年7月18日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”初登場1位を飾り、“キング・オブ・ポップ”の故マイケル・ジャクソンとともにTOP10に名を連ねた。1983年から84年にかけて首位に立ったジャクソンの『スリラー』は、最新チャートで7位から8位へと順位を下げている。意外かもしれないが、この2人が同時にトップ10入りするのは、まだ2度目で前回は25年近く前になる。

 マドンナとジャクソンが以前同時にTOP10入りしたのは、2001年12月1日付のチャートだった。この週、ジャクソンの全米No.1アルバム『インヴィンシブル』は、チャートイン3週目で3位から4位へと下がり、一方マドンナのコンピレーション『グレイテスト・ヒッツVol.2』は7位に初登場した。翌週には両作ともTOP10から姿を消したものの、そろってTOP15にはとどまっていた。

 この2人のアイコンは、1980年代に同時にTOP10入りするニアミスだったことがある。両者が合わせて57週にわたって1位に君臨したこの時代に、わずか1週の差ですれ違っていた。1987年9月19日付のチャートで、マドンナ主演の映画『フーズ・ザット・ガール』のサウンドトラックは、TOP10入り3週目にして最後の週を7位で過ごした。翌週、『フーズ・ザット・ガール』は11位へと落ち、入れ替わるようにマイケル・ジャクソンの『バッド』が1位に初登場した。そして10月3日付のチャートで、『フーズ・ザット・ガール』は11位を、『バッド』は1位をそれぞれ維持した。

 『フーズ・ザット・ガール』と『バッド』は、同時期にTOP10することはなかったが、4週連続でそろってTOP15にはチャートインした(1987年9月26日~10月17日付のチャート)。

 1988年1月23日付のBillboard 200でも、ニアミスがあった。このときは、ともにTOP15入りしており、マドンナのリミックス・アルバム『ユー・キャン・ダンス』が17位から最高位14位へ上昇し、『バッド』は4位をキープしていた。

 確かなチャート実績を誇るマドンナとジャクソンが、合わせて57週(前者16週と後者41週)も1位に君臨した80年代に、なぜTOP10に同時にチャートインしてこなかったのだろうか。マドンナが初めてトップ10入りしたのは1984年10月6日付のチャートで、セルフ・タイトルのデビュー作『マドンナ』でのことだった。その頃には、ジャクソンのヒット作『スリラー』は、すでに1983年1月から84年6月までチャートインし続けたTOP10から去っていた。

 『スリラー』のあと、ジャクソンは2009年に世を去るまでに、さらに4枚のアルバムをTOP10に送り込んだ。そしてその死後も、さらに4枚がTOP10入りを果たしている。一方マドンナは、はるかに多作で、セルフ・タイトル作から、『コンフェッションズII』に至るまで、通算24枚のTOP10アルバムを世に送り出してきた。

 2人が長年すれ違ってきた背景には、もう一つの要因もある。それぞれの主要な新作アルバムが、近い時期にリリースされることはめったになかった。さかのぼってみると、マドンナとジャクソンが半年以内にトップ10入りするアルバムをリリースしたのは、わずか4度しかない。1987年の『フーズ・ザット・ガール』と『バッド』、1995年のマドンナのバラード集『ベスト・オブ・マドンナ~バラード・コレクション~』と半分がスタジオ作品、半分がヒット集という構成のジャクソンの『ヒストリー』、2001年の『グレイテスト・ヒッツVol.2』と『インヴィンシブル』、そして2009年のマドンナのベスト盤『セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト』と追悼作となった映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のサウンドトラックとなる。


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