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オーヴァーモノの2ndアルバム『Pure Devotion』が、2026年8月7日に発売される。
2024年、オーヴァーモノのライブ・セットを大胆に再構築する試みとして始まった“Pure Devotion”は、その後ひとつの現象へと発展していった。【グラストンベリー・フェスティバル】のWest Holtsステージのクロージング、ロンドンのAlexandra Palaceでのソールドアウト公演、マンチェスターWarehouse Projectでのヘッドライナー兼キュレーション、そしてアメリカ、オーストラリア、日本を巡るツアーなど。多くのアーティストはツアー後に疲弊してしまうものだが、オーヴァーモノはむしろスタジオに入り、新しい音楽を作りたいという欲求をさらに強めていった。ツアー中も継続的に制作を続けながら、ジョイ・オービソン、ハイ・コントラスト、フレッド・アゲイン、リル・ヨッティ、クウェングフェイス、ザ・ストリーツらとのコラボレーション作品を次々と発表していった。
ライブ・シリーズと同名を冠した『Pure Devotion』は、オーヴァーモノにとってこれまでで最も野心的なプロジェクトとなる。そこにあるのは、美しい不完全さ、機材の誤作動、偶然生まれた瞬間のサウンド。そしてそれらを成立させているのは、アンダーグラウンド・エレクトロニック・ミュージックの最前線で長年活動し、その後この10年を代表するダンス・ミュージック・アクトへと飛躍したオーヴァーモノ-が培ってきた揺るぎない自信だ。全11曲を通して、オーヴァーモノはレコーディング手法そのものを大胆に拡張。70~80年代のシンセサイザー、古い列車アナウンス用スピーカー、さらにはクラッシュ・シンバルを実際にオーブンで焼くなど、実験的なプロダクション技法を取り入れている。
アルバムからのリード・シングル「Lockup」は、サイモン・レイノルズ著『Rip It Up and Start Again』を読んだことをきっかけに制作された。ポスト・パンク期の衝動的なルール破りの精神に刺激を受けたオーヴァーモノが、次第に深い探求へとのめり込んでいった末に、バーミンガムのカルト・バンド、ファスト・リリーフの「What A Waste」をサンプリングするに至った作品だ。激しく打ち付けるビートと胸を震わせるベースラインが、繊細で美しいコードを包み込み、そのコントラストは、長年のコラボレーターであるロロ・ジャクソンが撮影・監督を務めたシネマティックな映像作品の中で、ドーベルマンによって視覚的にも表現されている。
『Pure Devotion』国内盤CDには解説書が封入され、ボーナス・トラック「Paradise Runner」を追加収録。LPは通常盤LP(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤LP(ブルー・マーブル・ヴァイナル)が発売。限定盤LPは、数量限定の日本語帯付き仕様(解説書付)でも発売される。さらにカセットテープ、CDとLP共に数量限定となるTシャツ付きセットも発売決定している。
本作について、兄弟であるトム&エド・ラッセルは次のように語っている。
「今回のアルバムでは、自分たちのスタジオ空間そのものを閉じ込めたような作品にしたかった。音を加工したり、録音したり、リアンプしたりする方法をとにかく大量に試してた。“ヴォーカルがまだしっりこない? じゃあ地下にある古い拡声器を通して録ってみよう”“このシンセ、もっと跳ね感が必要だな? じゃあ1930年代の駅アナウンス用スピーカーで鳴らしてみよう”って感じでね。テープを磁石の上に走らせたり、スピーカーをぶっ壊したり、何年も前にブロムリーで手に入れた激安のオーバークロックFXユニットもついに活用した。コーヒーかすとポテトチップスと酢をまぶしたシンバルをオーブンで焼いたりもしたよ--これはシルヴィア・マッセイのおかげだね。
それから、一緒に制作してくれた素晴らしいアーティストたち--ロロ、ジョン・ホルト、キンドラ、ラスヴェンにも心から感謝してる。このアルバムはみんなの協力なしでは完成しなかったし、参加してくれたことを本当に光栄に思ってる。
そして、サンプリングさせてもらったすべてのアーティスト、レコーディングを行ったすべてのスタジオ、この作品を作る過程で学ばせてもらったすべてのエンジニアたちにも感謝を。
時間をかけて聴いてくれるみんなにも、尽きない感謝を。この作品はあなたたちのために作った。
愛を込めて
T&E x」
◎リリース情報
アルバム『Pure Devotion』
2026/8/7 RELEASE
Photo: Jamie Shipston Mourn
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