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2027年に、ザ・ビートルズが1969年に伝説の屋上コンサートを行った英ロンドンのサヴィル・ロウに世界初となる同バンドの公式ファン体験型施設がオープンする予定だ。
ザ・ファブ・フォーのアップル・コア社は、ロンドンのメイフェア地区の中心部に位置するサヴィル・ロウ3番地に戻り、新たなファン体験施設とミュージアムを設けることを発表した。
プレス・リリースによると、このジョージアン様式のタウンハウスの7フロアには、「アップル・コアの膨大なアーカイブからの未公開素材、企画展、ファン・ストア、そして(アルバム)“レット・イット・ビー”(1970年)のレコーディングに使用されたオリジナル・スタジオの再現」が含まれるという。
ロンドン、リバプール、そしてドイツのハンブルクを含む世界各地の主要なゆかりの地には非公式の体験型施設が複数存在するが、バンドが直接運営する公式施設はこれが初めてとなる。施設は2027年にオープン予定で、ファンは今後のアナウンスを受け取るために事前登録できる。
アップル・コアは設立当初からザ・ビートルズのビジネスを管理しており、もともとはサヴィル・ロウに本社を置いていた。1969年にバンドはこの建物の屋上で最後のコンサートを行い、その模様は映画『レット・イット・ビー』に収められた。後にピーター・ジャクソンによる大作ドキュメンタリー『ゲット・バック』でも改めて取り上げられている。現在、アップル・コアはロンドンのサウス・ケンジントンに本社を置いている。
サヴィル・ロウ3番地のオープンについて、アップル・コアのチーフ・エグゼクティブ、トム・グリーンは、「アップル・コアをその精神的な故郷に戻し、ザ・ビートルズのファンに本当に特別な体験を提供できることをとても嬉しく思っています。毎日、ファンがサヴィル・ロウ3番地の外観を写真に収めていますが、来年はいよいよ中に入って、あの象徴的なビルの7フロア全てを、1969年のあの歴史的な日から変わらずそのままのフェンスが残っている屋上も含めて探索できるようになります」と述べた。
ポール・マッカートニーは、「先日、久しぶりにサヴィル・ロウ3番地を訪れて中を見て回り、本当に感慨深かったです。あの壁の中、そしてもちろん屋上には特別な思い出がたくさん詰まっています。チームが本当に素晴らしいプランをまとめてくれて、完成した時に皆さんに見てもらえることが今から楽しみです」と述べ、リンゴ・スターは、「Wow、まるで家に帰ってきたみたい」とコメントした。
今年4月、アップル・コアは2025年に就任したグリーンの新体制のもと、複数の新規採用と昇進を発表した。今後数年以内には、サム・メンデス監督による4本のザ・ビートルズ映画の公開も控えており、ポール・メスカル(ポール・マッカートニー役)、ハリス・ディキンソン(故ジョン・レノン役)、ジョセフ・クイン(故ジョージ・ハリスン役)、バリー・コーガン(リンゴ・スター役)がそれぞれ主役を務める予定だ。
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