<ライブレポート>光永亮太による【MOVE ON SATURDAY LIVE】初開催 矢井田 瞳/Ms.OOJA同世代3組が描いた特別な一夜

2026年2月20日 / 18:00

 アーティストとラジオDJの二刀流で活躍する光永亮太がホストを務めるライブイベント【MOVE ON SATURDAY LIVE supported by CANNA】が2月12日、大阪・ビルボードライブ大阪にて開催された。

 本イベントはFM COCOLOが主催し、光永が同局で担当するレギュラー番組『MOVE ON SATURDAY』としては初の音楽イベント。以前は、彼が担当するもうひとつの番組『FRIDAY NIGHT JUNCTION』のライブイベントとして2度開催されており、光永にとっては3度目のビルボードライブ大阪のステージとなる。今回は光永亮太のほか、矢井田 瞳、Ms.OOJAと、同年代のアーティスト2組が出演。「大好きなビルボードライブ大阪でのステージ、そして大好きなゲスト。今日は最高の夜にしたい!」と語った、一夜限りの特別なステージの2ndステージの模様をお伝えしたい。

 FM COCOLOでおなじみのラジオジングル、そして『MOVE ON SATURDAY』の番組のジングルが鳴り響くなか、イベントホストの光永亮太と、サポートメンバーとして矢井田 瞳のアコースティックライブでもおなじみの田中幹人(Gt)、JIN INOUE(Key/Piano)、水野雅昭(Dr/Per.)が登場。この日の光永は黒のスーツ×シャツとシックな装いながら、「ども! Are You Ready?」とラフに観客に声をかけ、「Every Little Step/Bobby Brown」からライブがスタート。軽快なビートが弾む、ビルボード版にアレンジされた極上のダンスナンバーに、オーディエンスもさっそくご機嫌に。

 この日は出演者それぞれのファンが集まり、光永亮太のライブを初めて観る観客も多かったことから「番組が始まって約3年、初のイベントを楽しんで!」と、2002年発表のメジャーデビュー曲「Always」を披露。シルキーで芯のある、20年以上の年月を経てさらに表現力を増した歌声と、多幸感あふれるバンドサウンド。観客はたちまち食事の手を止め、嬉々とした表情でステージに見入っていた。

 「親近感がすごくて、ずっと一緒にいた友達みたい♪」と語ったMs.OOJAとのコラボでは、「未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE」を披露。Ms.OOJAのハスキーで透明感のある歌声と、光永の深く豊かな歌声は相性抜群。臨場感たっぷりのバンドサウンドも相まって、よりドラマチックな世界観が描かれていく。

 「平日のこの時間から、みなさんと一緒に過ごせるのが最高! 素敵な時間を過ごしましょう」と、Ms.OOJAはオリジナル曲「Be…」からソロステージをスタート。力強くも柔らかな歌声で魅せたと思えば、続く「真夜中のドア~Stay with me~/松原みき」では圧巻のロングブレスで観客を圧倒。今年デビュー15周年を迎える彼女は、10月18日に大阪城ホールでキャリア史上最大規模の単独公演を開催予定。さらに4月22日には、初となる演歌のカバーアルバム『Ms.ENKA~OOJAの演歌~』の発売も決定している。「シンプルなリリック、メロディ。演歌は音楽の原点」と演歌愛を語り、「冬のリヴィエラ/森進一」を披露。演歌ならではの、これまでとは違う声の表情に観客は賞賛の拍手を送った。

最新曲から誰もが知る名曲まで、贅沢なステージで楽しませてくれたのが矢井田 瞳だ。「ハロー、大阪! 元気な声聞かせてくれますか? いつか一緒にライブがしたかった亮太くん、久しぶりに共演するOOJAちゃんと一緒で、幸せ一杯♪」と、爆発力高いポップロックナンバー「Look Back Again」から会場を一気に沸かせる。

昨年、デビュー25周年を迎えオリジナルアルバム『DOORS』をリリースした彼女。「25年も歌い続けられるなんて♪」と感謝の気持ちを伝えつつ、若い頃には書くことができなかった楽曲として、同作収録の「アイノロイ」を披露。人間味あふれる成熟した愛の形を綴った楽曲を、まっすぐに刺さるハイトーンボイスで歌い上げた。ラストは「たくさんのハッピーがありますように♪」と、「My Sweet Darlin’」を観客とともに大合唱。3曲と限られたセットながら、新旧の楽曲で“今”の彼女の存在感を示してくれた。

 「やっとご一緒できましたね♪」、光永との共演に喜びを語る矢井田 瞳。光永は学生時代、ライブスタッフとして彼女のステージをサポートした経験があり、当時からいつか同じステージに立ちたいと夢を抱いていたという。「苦しくてアーティストを辞めようと思った時代もあった。でも、頑張っていたら神様はご褒美をくれる!」と、念願のコラボステージでは「Fast Car/Tracy Chapman」をセレクト。光永が彼女のイメージでセレクトした楽曲だが、過去に矢井田自身が日本語訳詞を手掛けていたこともあり、今回は“矢井田 瞳Ver,”でパフォーマンスすることに。2人は楽曲に込めた思いを噛みしめるように、惜しみない感情を互いの声にぶつけ合う。バンドアレンジの秀逸さは言うまでもなく、極上の音世界が観客を心酔させた。

最後は光永亮太、矢井田 瞳、Ms.OOJAで、この日のイベントについて改めて思いを語り合う。同年代の3人でのトークは楽屋でも終始大盛り上がりだったようで、にぎやかなトークはラジオ番組そのもの。「夢のような時間。大好きな大阪で、大好きな2人と一緒にステージに立つことができてうれしい。これからも良い音楽を届けていきたい」と、アーティストとして、DJとして、これからも邁進してしきたいと語った光永。アンコールでは3人で「ら・ら・ら/大黒摩季」をコラボ。個性の異なる3人のボーカリストの歌声に、観客の喜びいっぱいの大合唱が重なり、唯一無二の時間はあっという間に幕を閉じた。

 スタンディングオベーションに包まれるなか、イベントのホストである光永が満面の笑みで「またラジオで! ライブで!」と語っていたように、この日のライブの模様は2月28日、光永亮太が担当するラジオ番組『MOVE ON SATURDAY』(毎週土曜11:00~16:30)にて放送を予定している。

Text by 黒田奈保子
Photo by 田浦ボン


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